青野菜(2019年12月04日 08時03分) 足立カイロプラクティック

昨日のブログで、これからアルカリ食品を具体的に食品名をあげて説明し、更にアルカリ性を保つのに欠かせない食品についても紹介しますと書きました。

それでは、はじめに、これだけは毎日絶対に摂っていただきたい青野菜から、その効用について簡単に紹介したいのですが、その前に、私が以前勉強した「動物は青野菜を選んで食べている」ことや実験番組についてお話したいと思います。

その実験とは、うさぎを日光の当たらない暗室で飼育し、餌は青野菜だけを与えて、どれくらい生存できるかといった実験でした。

日光のよく当たる山野に住む野生動物を暗室で飼育するのだから、おそらく、一ヶ月か長くても三ヶ月くらいで死ぬだろうと思って実験番組を見ていたのですが、とんでもない見込み違いでした。

なんとまる三年間も生存して、150gで手の平にのる子うさぎから、3.5kgと抱きかかえないとならないくらいの大きさになっていました。

この間に与えていた餌が、主に青野菜の小松菜でしたが、うさぎは小松菜の青い部分だけ食べ、白い軸の芯のところは必ず残していました。

私は、実験番組を見ていて「腹が減れば白い軸の芯も食べるだろう」と思って見ていましたが、白い軸の芯だけしか餌がなくなり、それでも新しい餌を与えずそのまま白い芯をほうって置いても、何時間経っても、何日経っても、いくら腹が減っても、頑としてうさぎはその餌を食べませんでした。

これは白い部分より、青い部分こそ大切であることをうさぎはよく知っているからなのです。

明日のブログでは、その理由について人間が最近になってつくりあげた「栄養学」の中に、二つあることを簡単に紹介したいと思います。