「これは、娘さんの作品?誰が作ったの?」
先日、自宅サロンの方へいらしたお客様から質問されました。
「これは、次女と三女の作品です。どちらも、小学校1年生の図工の時間に作ったものです。」
と答えると、
「向かって左側が♧ちゃん(次女)のじゃない?」と言われました。
長く通ってきてくださってるお客様は、次女の作品のファンでもあります。
保育園の時に次女が描いた蜂の絵を、写真に撮っていかれたほどです。
「並べてみると、改めて上手なのがよく分かるね。♡ちゃん(三女)は並べて飾ることを嫌がらなかったの?」
と言われました。言われてみればそうですよね。改めて見ても、次女の作品の方が完成度が高い作品だと思います。
「それが・・・♡(三女)がいつの間にか自分で飾ってたんですよ。」
約1年前、作品を持ち帰った三女に、私が感じたまま言った言葉が、
「折り紙が重ねてあるから、下の色が見えて綺麗やね。よく思いついたね!」でした。
その後、気が付いた時にはもう飾ってあったというわけです。
お客様からは、
「きっと、自分が工夫したところとお母さんが褒めてくれたところが一致していて、嬉しかったんだろうね。」
と言われました。それから、「認めてもらえると人は嬉しいよね。」という話をはじめ、自己肯定感について話し合いました。
こちらのお客様は70代で、私がとても尊敬しているお客様の1人です。とても勉強になりました。
大人でも、人と比べて自分は何てダメなんだろう、と思う時があります。
人と比べず、自分を認めてくれる人が1人でもいれば本当は十分なんですよね。
というか、認めてほしい人に認めてもらえるのがいいんですよね。
お客様が帰られた後しばらく作品を眺めていると、三女が、
「わたしの折り紙重ねたところが、よかったでしょ?」と得意げに言ってきました(笑)
ちなみに、お姉ちゃんの上手なところはどこか聞くと、
「切り抜きが細かくて、切り抜いた折り紙を別の折り紙に貼ったところ。」
とのことでした。
それぞれの良さを認め合って、共に成長していけたらきっと楽しいと思います。
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