こんにちは!
目の前の人にできることは全てしてあげたい
ナチュラルメディカル高崎 代表の福田歩です。
高崎市内にあるタンポポ農園で
田んぼの雑草抜きをしてきました。
抜けるような青空で気持ちよかったです!!
参加者が熱中○にならないように
タンポポ農園さんはしっかり麦茶を用意してくださってます。
本当にありがたいです。
そんな給水タイムに皆さんから出た会話
「喉が渇いたと感じた時には、すでに水分不足が始まってるらしいよ」
その通りですね!
「どのくらいの間隔で水を飲んだら良いのかな?」
厚生労働省は、熱中症対策の一つとして、
ナトリウムを100mℓあたり40~80mg含んでいる飲料を推奨しています。
摂取のタイミングは20~30分ごとに
カップ1~2杯程度摂取することが望ましいとしています。
人間が一度に吸収できる水の量は
自分の握りこぶし(グー)の体積くらいです。
なので、一度にたくさん飲んでも水分補給したことになりません。
「こまめにちょこちょこ」が理想です。
雑草抜きを終えて、クーラーの効いた事務室で一休み
キュウリを薄い塩水で一晩漬けたものを出してくださって
それがとても美味しかった!!
農作業で汗をかいてますから、体がヨロコブ美味しさです。
タンポポ農園さんの知恵とお気遣いに感激です!!
キュウリは水分を多く含んでいますし、
大地のミネラルも含んでいます。
さらに薄い塩水。
もちろんニガリの入っている天然塩です。
これもミネラル(塩分)補給に最適ですね。
さて、そんな事務室での休憩時間の会話
話題は自然と熱中○の話になりました。
ある方がこう言いました。
「朝の味噌汁おいしいよね〜」
「朝に味噌汁を飲むと調子が良い気がする」
素晴らしい!! わかってらっしゃいますね〜。
熱中症予防には、
朝ごはんをしっかり食べること!
朝ごはんの中でも、とりわけ
朝の味噌汁は、超オススメです!!
なぜかというと...
・寝ている間に水分を失うので、朝起きた時は体が脱水状態です。
朝の水分補給は金の価値あり。
・汗で失われるのは水だけではありません。
体内の塩分(ミネラル)も出ていってしまいます。
朝は水分だけではなく、塩分(ミネラル)も補給することが大切です。
一口に「塩分」といっても塩(塩化ナトリウム)だけではダメです。
カラダはナトリウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルを必要とします。
味噌にはこれらのミネラルが豊富に含まれています。
・ちょうど良い味噌汁の濃さってありますよね。
人によって好みはあるかと思いますが、塩分濃度0.8〜0.9%です。
人間の体内の塩分濃度が0.85%ですから、
美味しい味噌汁はカラダの塩分濃度と一緒。
だから速やかに塩分補給ができるんです。
スポーツドリンクもカラダと同じ塩分濃度にして
速やかな塩分補給ができるように工夫されています。
でも、お砂糖がたっぷりなのが玉に瑕ですね。
昨日『ポカリスエット アイススラリー』について書いておいて
何なんですが、私は味噌汁の方を推します。
・熱中○による死亡事故の発生時刻は午前中
10〜12時が最も多いというデータがあります。
やはり朝の水分、塩分補給は欠かせませんね。
・ごはんを食べると体内で水ができる!!
これを『代謝水』と言います。
例えば、味噌に豊富に含まれるアミノ酸は
体に吸収されてから、タンパク質を作る材料になります。
“アミノ酸 → タンパク質” という化学反応によって水ができます。
これは “代謝水” のほんの一例です。
味噌汁を飲んでも、
お米を食べても、
お肉やお魚を食べても、
体内で代謝される過程で水を生み出します。
ご飯を食べると体の中で水がたくさん生まれるのです。
水分補給とは、単に水を飲むことだけではありません。
しっかりご飯を食べることも水分補給のうちです。
化学式なんか出てくると難しく感じるでしょうか?
でも、つまるところ
「朝の味噌汁おいしいよね〜」ってことなんです。
熱中○にならないように、朝ごはんをしっかり食べましょう。
特に味噌汁は超オススメです!!