こんばんは。
ナチュラルメディカル高崎 代表の福田歩です。
今日の高崎はとても寒かったですね。
朝方雪が降ったのでしょうか?
車のフロントガラスにみぞれのようなものが付いていました。
今日は決して楽しくない話を書きますが、
とても大切な話を伝えたいとおもいます。
1/22は父の命日です。
父が亡くなったのも今日のようにとても寒い日でした。
父は板金工でしたが、糖尿病で入院しました。
勤めていたのは零細の有限会社でしたから
退院しても父の居場所はありませんでした。
その後父は大型特殊の免許を取り、バキュームカーで
工事現場などで出る排水の除去・運搬の仕事をしていました。
そして51歳のとき
今日のような冬の寒い日の朝
千葉県内の工場の敷地内で、脳内出血で倒れて亡くなりました。
父は医者嫌いでしたので、血液検査などの結果は残っていませんが
少なくとも、膵臓、肝臓、高血圧、高脂血症などを持っていたはずです。
身体中、あちこちが痛かったようです。
特に背中がガチガチに硬く張っていて
痛みを紛らすように酒を飲んでいました。
あちこち痛くて、よくうめいていました。
イライラして、酔って暴れることもありました。
そんな父の陰気な姿が嫌で、二十歳の頃の私は
痛みでうめいている父に
「泣き言言うな!!」
と冷たい言葉を浴びせたこともありました。
本当にひどいことを言いました。
ただ、父が仕事先で倒れたことがきっかけで
日本赤十字社の救命救急員の資格を取ったのが
私が最初に人の身体のことを学んだ経験でした。
今、整体院を営んでいると、背部痛の人がよく来ます。
肩、背中、腰の痛みです。
ある内科医によれば、背部痛の90%は内臓からのSOSだと言います。
先生のご経験によって80%〜90%と、見解に若干の差はありますが、
大部分の背部痛が内臓の不調から来ていることに変わりありません。
日本人の2人に1人がガンになると言われています。
ガンの初期症状も背部痛です。
整体に来る人のほとんどが
「肩が凝る」
「背中が張る」
「腰が重い」
と背部の違和感を訴えて来院されます。
これらの症状は、よくある症状ですよね。
ほとんどの人は、「揉んで楽にしてもらったらそれで良い」と思っています。
『整体』って『凝ったら揉んでもらう所』ぐらいにしか思ってませんよね。
でも、事実、私は毎日のように内臓の調子が悪くなり始めている人に会います。
そして、内臓をコントロールしている自律神経が働かなくなっている場所を矯正します。
未来の病気を未然に防ぐことを『予防医療』といいます。
病気になってから病院に行くより
病気の「芽」のうちに摘んじゃって、健康で快適に過ごすための予防医療です。
施術だけでは『予防医療』として不十分です。
内臓が悪くなる原因は食事などの生活習慣です。
なので、食事のことをあれこれお伝えします。
とても悲しいことですが、食事のアドバイスが必要な人ほど
「食いもんの話なんてどうでもいいから揉んでくれ」と言います。
多分、私の父もそう言ったと思います。
でも、伝えることはやめません!!
もう繰り返したくないので。