ナッツの栄養価(2018年09月22日 22時34分) アロマスクール&サロン Espoir

こんにちは、サロンドエスポワールです (❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

今日は「ナッツ」のお話です。
天然のサプリメントと言われるほど、栄養価の高いナッツ。
ナッツにはコレステロールを抑制する不飽和脂肪酸、老化防止に効果的なビタミンE、ダイエットや便秘解消に欠かせない食物繊維が豊富です。
不飽和脂肪酸とは、マグロやサンマなどの魚やオリーブ油、ゴマ油などに含まれる脂質です。
これは牛脂やバターのように常温で固まる脂とは違って、体内でも固まりにくい脂。
脂肪分が多いためエネルギーは高めですが、この脂肪はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸で、
血中の中性脂肪やコレステロール値を下げたり、悪玉コレステロールを減らす効果のある「健康に良い脂」なので心配いりません。
もちろん摂り過ぎには注意が必要ですが、1日10～20粒程度を目安に常食すると美容にも健康にもよい効果が期待できると言われています。

また、しみやしわ、たるみなど老化肌の原因は体の酸化と糖化です。
酸化は紫外線やストレスなどによって増えすぎた活性酸素が原因で、この活性酸素を防ぐ効果があるのがビタミンEです。
糖化は体内の余分な糖とたんぱく質が結びついてできるAGEという老化物質が原因と言われており、
アーモンドを摂取することで、AGEが減少することが分かっています。
また、ナッツに含まれる食物繊維は水に溶けない不溶性食物繊維で、胃や腸で水分を吸って膨らみ、腸の蠕動運動を活性化させます。
ナッツを毎日食べる人は快便だというデータもあるそうです。


アーモンド・・・若返り効果
抗酸化作用があるビタミンEとポリフェノールが豊富。老化防止や美肌効果のほか、動脈硬化・糖尿病といった生活習慣病の予防が期待できます。

カシューナッツ・・・体力の回復に
ビタミンB1や亜鉛を多く含み、疲労回復に効果があります。
亜鉛や鉄などのミネラルも豊富で、オレイン酸もたっぷり。ナッツのなかではもっとも糖質が高いため、摂り過ぎには注意が必要です。

マカダミアナッツ・・・ダイエット・美容に効果的
脂質の割合が約75%と高いですが、その多くは体によい不飽和脂肪酸で、
血管や皮膚の若返り効果があり、脳卒中や肌荒れに効果のあるパルミトレイン酸を多く含みます。

ピスタチオ・・・コレステロールを体外に排出
他のナッツよりやや小さめながら、その栄養価の高さから「ナッツの女王」とも呼ばれます。
塩分を排出する作用のあるカリウムが豊富なため、高血圧予防のほか、むくみの解消にも効果的です。

くるみ・・・冷え・便秘を改善
カラダを温め、冷えや便秘を改善するほか、疲労回復に効果があります。
脳の働きを活性化する不飽和脂肪酸が豊富です。

※ピーナッツ
ピーナッツはマメ科の豆で、地中になる植物のため、正式にはナッツではありません。
ただし栄養価はナッツ類と同様に高く、不飽和脂肪酸であるオレイン酸・リノール酸のほか、抗酸化作用のあるビタミンEや、脳の神経の働きを良くするレシチン、腸内環境を整えるオリゴ糖が豊富に含まれています。
また、渋皮にはアンチエイジング効果やメタボを抑制する効果のあるレスベラトロール(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。


小腹が空いたときは、何となく甘いお菓子を食べてしまう...という方も多いと思いますが、
そんなときは栄養満点のナッツを食べてみてはいかがでしょうか♪