【どんな時に有効?】『「冷やす」と「温める」の説明』
こんにちは。
治療院 RESETの院長伊藤です。
今回は首や肩、腰をはじめとした体に発生する症状の対処法、「冷やす」と「温める」の説明を致します。
冷やさないといけない時に、温めてしまうことで悪化させてしまうことが多いです。
対処の違いを理解して、初期処置をしっかり行うことで治癒までの期間を早くしましょう。
【「冷やす」とは?】
急性の痛みに対して実施する、氷や冷湿布での炎症を抑えるために冷却行為です。
この炎症は逆に温められてしまうと、患部の炎症が周囲に拡大して痛みが悪化することになります。
急性:捻挫、打撲、挫傷、ギックリ腰など受傷直後、3日間前後のことで、炎症反応が発生します。
炎症反応:局所に急激な負担が加わったことによる腫れ、むくみ、疼痛、発熱が発生する反応。
【「温める」とは?】
慢性の痛みに対して実施する、お風呂やシャワーで温めることで軟部組織の血流を改善する行為です。
慢性期は基本的に炎症がありません。軟部組織が血行不良によって緊張することで痛みを引き起こします。
急性期である鋭い痛み終わって、鈍い痛みになってきた場合は慢性期に入ります。
およそ4日間を過ぎると慢性期になりますが、骨折など酷い怪我では急性期が長くなります。
疲労やストレスで軟部組織が緊張することにより、機能不全に陥りコリや痛みを感じており、その緊張を取り除くために、温めることで局所の血流を改善します。
【どのように区別するのか?】
患部を触って手の温かさを感じない時は、炎症が発生していることを現しますので、冷しましょう。
逆に患部に手の温かさが気持ち良いと感じたら、温めることが痛みの改善につながります。
触っても判別が付かないときは、まずは「冷やす」ことから実践して下さい。
慢性の症状に対して「冷やす」行為は悪化になるリスクが低いため、困った際には「冷やす」ことから行うことをオススメします。
【院長からのメッセージ】
病院や治療院、整骨院にいかれる際には、
「いつからか」
「どのようにして痛めたか」
「どのように動かすと痛いか」
「痛みの質はどうか」
「日数経過や日中での痛みの変化」
などメモしておくと楽に伝えることができます。
詳細に伝えると、術者側が原因の特定も非常にしやすくなりますから、その点でもオススメです。
痛みは新鮮な時期な程、原因も分かりやすくなるため、動けるならば早期の治療で楽にできると理想的です。
お困りの際はいつでもお気軽にご相談ください。
治療院 RESET
伊藤
おすすめコース
おすすめコース