こんにちは、ResToreです。
喋っている時、飲食をしている時、急に「しゃっくり」が出るとい
う経験をされた方は多いと思います。
しゃっくりを止める方法として、「驚かせてもらう」「息を止める」
など様々ありますが、効果があったりなかったりと、しゃっくり
がなかなか止まらなくて困った!なんて事もありますよね。
「しゃっくり」の正式な疾患名は「吃逆(きつぎゃく)」といい、横
隔神経や迷走神経、呼吸中枢が刺激され、横隔膜など呼吸に関係す
る筋肉の痙攣によりしゃっくりが生じると考えられています。
大体は一過性のものですが、逆流性食道炎や脳血管障害の後遺症な
ど、病気や病気の後遺症などでしゃっくりが止まらない場合もある
そうですが…
先日、そのしゃっくりが出るメカニズムが解明されたという記事が
出ました。
それは、動脈と静脈のCO2濃度が一致したら止まるというものです。
福岡県の聖マリアンナ病院の大渕医師によると、自身の患者さんに
吐いた息を吸わせるという臨床試験で、症状が治まった事から導き
出されたそうです。
元々CO2濃度を高めると効果的なのはわかっていたそうですが、メ
カニズムが解明されたのは初めてなのだそうです。
今後治療方法と安全面が確立されれば、しゃっくりが止まらなくて
困っている方には朗報かもしれません。
「息を止める」や「驚かせてもらう」などの昔からあった民家療法
も、一瞬ながらCO2の濃度が高くなる行為ではあるので、ある意味
理にかなっているようにも思えます。
そして、「いつかは止まる」と思う事も必要だそうです^_^
しかし、しゃっくり自体は大きな心配のいらない症状で一過性の
ものが多いとはいうものの、病気が潜んでいる場合もあります。
長期にわたり止まらない場合は病院で検査してみて下さいね。
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