こんにちは、ResToreです。
暑い日が続くとついつい手を伸ばしてしまうのが、アイスや
カキ氷といった冷たい食べ物ではないでしょうか?
喫茶店やファミレスで「氷」の文字を見ると、ついつい注文
してしまうという方もいらっしゃると思います。
そして、冷たいモノを食べていると、頭が痛み出してくると
いう現象に見舞われるという事はだれしも経験していると思
います。
この現象を「アイスクリーム頭痛」と言います。
なんだかそのものズバリなこの名称ですが、れっきとした医
学用語なのです。
この「アイスクリーム頭痛」。
色々と研究はされているものの、メカニズムの解明が進んで
いないそうですが以下の2つの仮説が主に唱えられています。
#口の中の感覚を脳に伝達する神経として、三叉神経という
神経があります。
また、口の奥の方には舌咽神経という神経もあります。
冷たいものを食べると三叉神経や舌咽神経が刺激されます
が、刺激が強すぎると 感覚の信号伝達に混乱が生じます。
そして、脳が口の中の感覚を頭からの刺激と錯覚して頭痛
を感じるというものです。
#冷たいものを一気に食べることで、急激に冷やされた口の
中を温めるために体が反応し、温かい血液を大量に送り込
む目的で頭に向かう血管が拡張することにより、頭が痛く
なるというものです。
上記2つはどちらも正しいと考えられています。
また、片頭痛持ちの人はよりなりやすい傾向があり、大人よ
りも子供の方がより頭痛を感じやすいそうです。
対策としてはやはり「ゆっくり時間をかけて食べる事」だそ
うです。
また、温かいお茶やコーヒーなどと一緒に取る事で、口腔や
咽頭の温度低下が緩やかになるので、頭痛の防止になると言
われています。
因みに人間以外にも、猫や犬、ヤギやラッコも冷たいモノを
食べると「アイスクリームクリーム頭痛」を起こすようです。
冷たいモノは頭痛もですが、食べすぎると冷え性の元にもな
ります。
食べる量は程々に、そしてゆっくりと食べてくださいね。
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