「やりたいと思えば挑戦すれば良い」(2019年03月22日 19時50分) 癒しの隠れ家サロン Koti-Rose

皆様こんばんは☆
Koti-Rose Riekoです。

昨夜は、日付が変わる頃に行われていた
イチロー選手の引退会見をずっと見ていました。


野球は好きで、プロ野球も高校野球もよく見ています。

特にイチローさんが好きってわけではなかったのですが、
昨夜の引退会見は、
どの言葉をとっても、ひとつひとつに重みがあって、
ジーンときましたね。

これまで長い間、愛した野球に真摯に向き合ってきたからこそ発する言葉なんだと思いました。

日本が誇るかっこよくて素敵な方だなと改めて♡




印象に残ったことを少し残しておきますね。


☆子供たちへのメッセージは?という質問に対して


「メッセージ、苦手なんだよなー。
野球だけでなくても良い。
自分が熱中できるものをみつけて、それにエネルギーを注げる。
そういうものを見つけてほしい。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。
それが見つからないと壁が出てくると諦めてしまう。
色々なことにトライして。向くか向かないかではなく好きなものを。」



どんな天才肌の人でも、
生きていく上で、誰にでも同じように壁が立ちはだかるはずだけど、
「熱中できるもの」「愛せるもの」「大好きなこと」が、
それを超える力、諦めない力をくれるんですね!




☆プロ野球選手として成功して何を得たか?の質問に対して。

「成功かどうかはわからない。
どこからが成功なのかは僕には判断できない。
だから成功という言葉は僕は嫌い。
メジャーや新しい世界に挑戦するのは勇気がいるが、
成功すると思うから行く行かないという判断基準では、後悔を生むと思う。
やりたいならやってみればいい。
できると思うから挑戦するのではなく、
やりたいと思えば挑戦すれば良い。
そうすれば結果に後悔はないと思う。」

ここはほんとにジーンと響きましたね。

ところどころで、
「僕、何かおかしなこと言ってます?」という逆質問も
イチローさんらしくて、ちょっとほっこりしました♡


弓子夫人と、愛犬「一弓」の話も、きっと普段ならしないはずだと思うけど、
最後だからなのでしょうか。
真摯に話されていて、
ほんとにいろんな思いがあったんだろうなということを感じましたね。


プロの世界では
結果を出さないと、数字を残さないと、生き残っていけないし、
立場はどんどん変わっていきます。
(どの世界でもそうだと思いますが)

さまざまな経験をして、その都度悩んで応えをだして、
葛藤もかなりあった中で、
今の自分を受け入れられたのだなと思いました。

イチローさんなら、やることはやり尽くしたぐらいなのかなとも思ったけど、
きっとまだまだやりたいことがあるんだろうなあ・・・

過去ではなく、常に未来を見つめている姿、
ほんとに感動をもらいました!

これから先どんな人生が待っているのか、楽しみです。



あまり興味のない方も、
なんとなくニュアンスが伝わってもらえればうれしいなと思います♡



いろんな方の引退会見をみてきましたが、
余韻がいつまでも残るイチローさんの会見でした♪

最後に。
イチローさんのエピソードを一つご紹介。

イチローさんは、打席に立ち、打った後、
普通の選手はバットを投げたり、ポンっとほったりするんですが、
イチローさんは、バットをそっと置く感じで塁に走るんです。
昔、三振して、悔しくて、バットを地面に叩きつけたことがあって、
そのときにハッとしたそう。
それ以来、道具という道具を徹底的に大切に扱ってきたそうです。
バットのケースも、湿度管理された、イチローさん専用の特注品で、
それを見たメジャーの選手が、驚きすぎて声が出なかったという
エピソードもあるのだとか。
やっぱり伝説になる人ですね!