Glanz勝山です。
呼吸と脊柱についてのお話です。
脊柱という部位は、頭蓋骨の真下から尾骨(びこつ)に至るまでの
いわゆる“背骨”の部分であり、上半身を支える役目などを担っています。
身体を丸める、反らす、横に倒す、捻るといった基本的な動きをします。
基本的な動作が複合すると丸めながら捻る、反らしながら横に倒すといった複雑な動きになります。
この脊柱の基本的な動きには、名称があります。
【 脊柱の基本的な動きの名称 】
身体を丸めること:屈曲(くっきょく)
身体を反らすこと:伸展(しんてん)
身体を横になって倒すこと:側屈(そっくつ)
身体を捻ること:回旋(かいせん)
脊柱は、この4つの動きをするので覚えておきましょう。
それでは次に
脊柱の動きが呼吸を深めるおはなしです。
では、大きく深呼吸をしてみましょう。
ゆっくり息を吸って、吐く時は吸う時間より長めに行うようにしてみましょう。どうでしたか?
息を吸う時は、身体が自然と反るような動き、つまり脊柱の伸展を行ったと思います。
逆に息を吐く時は、自然と身体が丸まるような動きをしたと思います。これは脊柱の屈曲を行ったと言えます。
言い換えるとこれは、「脊柱を動かすことで呼吸の質を高める」と言うことです。
では、逆を行ってみましょう。
息を吸いながら身体を丸めて、息を吐きながら身体を反らしながら深呼吸をしてみましょう。
どうでしたか?不自然な感じがして呼吸がしにくかったのではないでしょうか?
このことから、脊柱の動きによって呼吸を行いやすくすることもでき、逆に行いにくくすることもできるのです。
脊柱と呼吸の関連性をまとめると、
脊柱屈曲→呼息を促す
脊柱伸展→吸息を促す
となります。
背中が仕事中に固まってきたなぁーと思ったら
大きく、ゆっくり
深呼吸をしてみてください
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