メディカルジャパン 宮沢です。
今回は筋肉痛のメカニズムをお教えします。
一般に言われている筋肉痛とは、運動をした数時間後から数日後に発生する筋肉の痛みで、医学的には遅発性筋肉痛と呼ばれます。
多くの人が運動をして体が疲労を起こすと【乳酸】が溜まってしまったという認識を持っているかと思いますが、
最近の研究では【乳酸】が疲労物質ではないとの見解が有力となっています。
研究での有力と言われている筋肉の原因は運動によって傷ついた筋線維が修復過程で生じる時に起こる痛みであるとされています。
普段、運動をしていて使用している筋肉には毛細血管が豊富に存在しています。
そのためその筋線維の修復のための血液成分が集まりやすく、早い段階で修復作業が開始されます。
しかし普段あまり使用していない筋肉は使用している筋肉と比べ毛細血管が少ないため、
血液成分が集まるのに時間がかかり、修復作業が遅れて開始されます。
これが【筋肉痛】が遅れてやってくるメカニズムといわれています。
年齢を重ねると運動の機会が減り、筋肉の毛細血管が少なくなります。
しかし、普段マメに運動をしている人は毛細血管が豊富に存在しているため、筋肉痛が早い段階で生じます。
要は歳をとったから遅れるのではなく、普段筋肉に刺激を与えているか、与えていないかの違いで筋肉痛の発生時期が変わるのです。
自分が運動不足かは 運動した後に どれくれいの時間で筋肉痛が来るかでわかりますね 笑
皆さん健康に気をつけてお過ごしください(^^)
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