足には身体からのサイン、気質やストレス、心の状況も反映されています。
見る、触る、匂いを嗅ぐ、印象など、足裏だけではなく、横から、または足の甲側、爪、足首なども見ておくことが大切です。
※靴を脱いでから10分以上経っている
※食後30分以上経っている
※足浴前、または入浴後1時間以上経っている
【色】
足裏の色は、とても大切な情報です。
体調やエネルギーレベル、血液の状態などが反映されています。色は日々変化します。
『黄色』
疲れ、慢性、迷走、遅滞。
消化器系疲労や、肉体の疲れ時に血液中に乳酸が多く発生し、それらがうまく処理されない結果、足裏は黄色くなります。エネルギーは欠乏気味にもかかわらず、無理をしている時、体力がないのに、気力だけで頑張っている時も黄色くなります。更に、黄色い足の方は、優柔不断で頼られたら断れず、どんどんキツくなっていくという方が多いです。
『赤色』
急性、過剰、亢進、活発、荒れ。
メンタル面は、忙しい、イライラしている、怒りを溜めている場合であったり、血液、栄養状態としては、炭水化物の摂り過ぎで、糖質過多な傾向にある場合をあらわします。局所的に反射区が赤くなっている場合は、対応臓器や器官が、活発及び機能が過剰に亢進状態にあることをあらわします。
『白色』
欠乏、低下、減少、静止。
メンタル面は、気力の欠乏、考える力が起きない、思考の停止。血液面では、貧血、低血圧などを表し、めまいや立ちくらみを感じている場合があります。おなかなどの反射区が局所的に白くなっている場合には、その臓器や器官にエネルギーが無い、動きが低下している可能性があります。
『紫色』
鬱滞、滞り、停滞、不良、不全、酸化、冷え。
血液が循環不良からうっ滞し、酸化している方に多く、その結果気力が起きず、疲れが取れない、動けない、気持ちも鬱傾向になってしまいます。反射区が局所的に紫になっている時は、その反射区が冷えていたり停滞していることが予測されます。
『一色(グラデーションなし)』
身体の調節機能の乱れが予測できます。
ストレスや過労により、一色になってしまっています。赤一色の時に特に、影響を受けているのは内臓で、消化器系の過活動が予測でき、全体が白すぎる時は、気力が失われている時、全体が紫色の時は、身体の調節機能の失調状態で心身のバランスが乱れきっている状態であると思われます。