アルコールに関しては、ピールやワインには糖質が多く含まれているため、血糖値を上げてしまいます。さらに糖質を分解、燃焼させるには肝臓が働く必要があるのですが、アルコールの分解にも肝臓が使われます。
つまり、アルコールを飲むことで肝臓の働きがアルコールの分解に忙しくなってしまい、ダイエットのために働く余裕がなくなってしまうため、食事制限ダイエット中は、お酒は飲まないほうがいいでしょう。
どうしてもという場合は、ウイスキーなどの糖質の少ないお酒を選びましょう。
食事制限をすることで脂肪を燃やしやすくなっているので、激しい運動は必要ありませんが、食事だけ、運動だけで痩せることは非常に難しく、理想的な食事と運動のバランスを保つことが重要です。
ダイエット中に訪れる「停滞期」、それまでは体重が落ちていたのに、突然体重が減らなくなる停滞期がくることがあります。この停滞期にダイエットを挫折する人が一番多いと言われています。頑張っていても、体重が全く減らないとテンションが下がりますよね。極端な体重変化がある場合には特に起こりやすい現象ですが、じっくり耐えていれば、体重はまた減りはじめます。
この停滞期は、ホメオスタシス機能とよばれる恒常性維持機能のことで、急激な変化に対抗して身体が元の形へ修復しようとする働きによるものです。つまりこれは、人間が生きていくために身体に備わっている大切な機能で、餓死状態に陥り身体にためておいたエネルギー源が減ると、エネルギーを消費しないように脳内が倹約モードに切り替わります。脳内が倹約モードに切り替わることで、身体の栄養状態を保とうとします。
脳内の倹約モードのスイッチは、一ヵ月に体重の5%以上を減量するとオンになり、停滞期に突入します。
ダイエット中の停滞期をなくし、リバウンドしないようにするためには、一ヵ月に体重の5%の減量という計算でダイエット計画を立てましょう。