今日は
結局お尻が疲れてくるとなぜ腰痛になるのさ?
っと質問されたので答えたいと思います。
まず最初にそもそも皆さんはなぜ自分が、なぜあの人が、二足歩行できているのかを考えた事がありますか?
「足があるからでしょう?」
正解です。
しかし足だけでは人は歩けません。
人は立っているだけで股関節に負担がかかっています。
ボケーっとただつっ立ってるだけでですよ?
では歩行時にはどーでしょう?
片足の股関節にかかる負担は最大で体重の3倍と言われています。
40キロの痩せている女性なら最大で120キロの負荷がかかっている事になります。
すごいですよね。
華奢な女子が大男をお姫様抱っこしているようなもんです。
ではその負担を全て足で支えているのかというと違います。
もしそうならすでに下半身は耐えきれずに歩けない状態になっていると思います。
では、地面からの衝撃や足や膝、股関節にかかる負担を誰がサポートしていると思いますか?
足と腰の間には何がありますか?
そうです!
お尻です。
なぜわざわざ足と腰の間に存在しているのかを考えてみて下さい。
それは、足・腰の負担をお尻が吸収して守っているからです。
足・腰を鍛えるといいと聞いた事があると思います。
その度に
なぜお尻だけ仲間はずれにするのか。。。
ひどい。非常にシリ哀しい。
っと、信じらない気持ちでいっぱいでしたよ。
今後はぜひ「足・尻・腰」と言っていただきたいですね。
お尻の筋肉は主に、大臀筋(ダイデンキン)、中臀筋(チュウデンキン)、小臀筋(ショウデンキン)という臀筋三兄弟で形成されています。
とくに大臀筋は体にある筋肉の中で最も大きな筋肉でこの筋肉が発達すればするほど関節への負担が減ったり、歩行や、ジャンプなどが余裕でできるようになります。
中臀筋はお尻の外側を形成している筋肉で、一部表層部分に、一部は大臀筋にかくれておりますが、股関節を安定させたり、横に動く運動など複雑な動作のバランスをコントロールしています。
小臀筋もお尻の外側の筋肉ですが中臀筋の奥深くにあるため、お尻のインナーマッスルや中臀筋のサポート役と言われている事が多いです。
臀筋三兄弟の事気になってきましたか?
長くなったのでまずはここまで。
続きはまた次回に。
SHIRITCHI~シリッチ~