美肌の条件6(2021年08月25日 12時00分) 鍼灸サロン PROMENADE

こんにちは。
鍼灸サロンPROMENADEです。
前回はお肌のハリがなくなってしまう直接的な原因を見ていきました。
今日は 『真皮の衰え』 『皮下組織の衰え』 『表情筋の衰え』 について見ていきます。

1.【真皮の衰え】 真皮の活力の源は、『線維芽細胞』です。
この線維芽細胞が衰えてくると ・コラーゲン ・エラスチン ・ヒアルロン酸 ・プロテオグリカン などを作る能力が衰えてきてしまいます。
そうすると、 真皮内のコラーゲンやエラスチンの量が減ってきてしまいます。
また、 加齢などでコラーゲンやエラスチン自身も衰えます。
これらの衰えがお肌のハリをなくす大きな原因となってしまうのです。
2.【皮下脂肪の衰え】 皮膚の1つ、奥の皮下組織の衰えは、主に皮下脂肪の衰えによるものです。
皮下脂肪が衰えてたるむ原因は ・『脂肪を包むネットのたるみ』 ・『脂肪繊維のたるみ』の2つがあります。
『脂肪を包むネットのたるみ』
↓
エイジングで皮下脂肪を包むネットが弾力を失ってしまってたるみが出てきてしまいます。
『脂肪繊維のたるみ』
↓
脂肪が肥大化することで繊維組織が、その重みに耐えきれなくなってたるみが起きてきてしまいます。
また、 お顔のむくみも皮下脂肪を引き下げる原因になるので、 肌のハリがなくなる原因の1つになります。
これらの理由で皮下脂肪が衰えると お肌のたるみやハリの低下の原因になってきてしまいます。
3.【表情筋の衰え】 加齢によって表情筋は衰えてきます。
また、 筋肉を包む筋膜には、リンパ管が流れていますが 表情筋の衰えでリンパの流れが悪化します。
その結果、 老廃物が溜まりやすくなり、むくみが起こりやすくなってきます。
このような状態が続けば、表情筋が真皮や皮下脂肪を支えることができなくなってきます。
そうすると、 たるみが起こり、お肌のハリを失う結果をもたらしてしまいます。
次回は お肌を若々しく保つ秘訣について見ていきます。