コンテンツ
1 眼精疲労
1.1 症状
1.2 対策方法
2 自律神経の乱れ
2.1 症状
2.2 対策方法
3 精神的ストレス
3.1 症状
3.2 対策方法
3.2.1 症状
眼精疲労
眼精疲労とは、主に眼球自体を動かす筋肉が1点を見つめる事によって疲労し老廃物が貯まる事を言います。眼球を動かす筋肉は6種類あり、この6種類で上下、左右に目を動かしています。近年では、パソコンなどのディスプレイ作業が増え、近い距離にピントをあわせるために目の筋肉を使い続けてしまうことに起因する眼精疲労も増加しています。
ただの疲れ目と侮っていると、体だけではなく心にまで影響を及ぼすこともあります。目になかなか治らない疲れを感じたら、早めに専門家に相談しましょう。当店でも眼精疲労に特化したアイマッサージも行っていますので眼科に通院していても変わらない場合はぜひ一度ご相談ください。
症状
眼精疲労の主な症状は下記の様なものがあります。
目に充血や痛みなどが起こる
視界がかすみ
ぼやける
まぶしさを感じる
私も良くスマホやPCを長時間見続けた後は、太陽の光が眩しく感じたり、ひどい時には蛍光灯の光も眩しく感じる時があります。ただ症状の程度は眼球自体に疾患(白内障、緑内障など)があるかないかでも大きく変わってきます。
これが悪化すると目の症状だけではなく、
きつい肩や首の凝り
めまいや吐き気
全身疾患
になることもあります。このような症状が、十分な休息をとっても回復しないものが眼精疲労で通常の疲れ目とは区別して考えます。
対策方法
では、ご家庭でどの様にすれば辛い眼精疲労を改善できるのでしょうか?
一例ですが、
長時間スマホやPCを見ない
長時間見てしまったら筋肉の疲労を取るのに目元をアイシングしてあげる
寝る前にホットアイマスクやホットタオルを目元にあてて温める
目元周りの筋肉をほぐすのにマッサージをする
ご家庭ではこれぐらいでしょうか。最近のマッサージ機はとても良いものが発売されているのでチェックしてみるのも良いですね!
当店では独自の方法で外側から眼球の中の筋肉の疲労をとるマッサージを施して眼精疲労を改善させます。ホットアイマスクを当ててのヘッドマッサージ、アイマッサージはとても癒しになりますよ。
自律神経の乱れ
2つ目の考えられる原因としては、自律神経の乱れが原因として考えられます。自律神経とは、交感神経と副交感神経の2種類から成り立っており、1日の中で切り替えながら体の調節を行っている神経です。自律神経は胸椎と呼ばれるいわゆる背骨の背中部分からででおり、全身の血流の調整をしている神経になります。
もちろん手足の先から、頭の中まで調整しています。なのでスマホやPCを使いすぎていると画面から発生されるブルーライトの影響により自律神経が乱れます。自律神経が乱れると眼球を動かす筋肉に送られている血液の流れが悪くなり疲労が抜けにくくなります。そうすると目の奥に疲労物質が溜まり痛み物質に変化し痛みを感じることがあります。
症状
自律神経の乱れによる目の奥の痛みは、単純に眼精疲労の時とは症状が少し変わります。自律神経由来だと目の痛みも起こすが、頭痛に似たような痛みを起こすことがあります。
締め付けられるような目の痛み
こめかみの痛み
めまい、吐き気
対策方法
自律神経由来だと目の周りのマッサージも有効ですがどちらかというと、
背中の筋肉のマッサージ
首、肩のマッサージ
湯船や岩盤浴で背中を温める
目の筋肉を休ませるという方法より、背中から出る自律神経を温めたり周りの筋肉をほぐして血流を良くして神経の乱れを整える方法が最善です。
もし自分の症状がわからなければ眼科では自律神経の診断は難しいと思いますのでぜひ一度ご相談ください。
精神的ストレス
私が長年整体師として施術を経験してきて1番多いのはもちろん筋肉を使いすぎの眼精疲労です。ですが、眼精疲労の場合は、周りの筋肉をほぐして血流を良くしてあげるとかなりの頻度で改善が見られます。
次に多いのがこの精神的ストレスが原因で目の奥の痛みを発症していることが多いと思います。眼精疲労とは逆に体をほぐして解決されるものではないので1番治りにくいと思います。ただ治りにくいだけで治らないわけではないので諦めないでください。それだはどのような症状が見られるか見ていきましょう。
症状
精神的ストレスからくる目の奥の痛みに関しては、どちらかというと他にも色々症状が出て後に出てくる症状だと思っています。序盤にくる症状としては、やはり精神的なものなので、
不安感や焦り
イライラ、むかつき
首肩こり
顎の痛み
などが見られます。
中盤になってくると、
背中のこり、圧迫感、痛み
皮膚感覚過敏(くすぐったくなったり、少しの刺激でも痛みを感じやすくなる)
終盤になってくると、
目の奥に痛みが出てくる
呼吸が浅くなる
不眠症、頭痛
日中でも頭がぼーっとする
対策方法
精神的なストレスからくる目の痛みの対策方法については、私が1番おすすめするのはリラクゼーションです。これは私が整体師だから言っているのではなく、多くのお客様を診させて頂き、色々な改善策を試した結果からお伝えしております。
あえてマッサージとは書かなかったのは、あなたにとってのリラクゼーションを見つけてほしいからです。
ある人は、「岩盤浴で寝ると心がスッキリする」ある人は、「マッサージ屋さんでゴリゴリほぐしてもらうと心身ともにスッキリする」ある人は、「自然が好きで、森林浴をするとスッキリする」などなど人によって「リラクゼーション=リラックスできること」というのは違いますよね。
あなたに合ったリラクゼーションで体を癒してあげることが1番の改善策です。1人で行くのも良し、誰かと言って楽しく会話するのも良し。
私はお客様から「この前、旅行行ってきてさ〜」など楽しくお話しされているのを見るととても嬉しく思います。なぜかというと、表情も明るく、いつしか目の奥の痛みの話などしなくなっているからです。あなたも少しでも今の辛さから解放されたければ勇気を持ってご相談ください。