股関節の痛みについて
股関節の痛みと聞くと、関節そのものが悪いと思われがちですが、実は「筋肉の緊張」が原因になることがあります。
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注目したいのは太ももの筋肉
特に大事なのが「大腿直筋(だいたいちょっきん)」という太ももの前にある筋肉です。
この筋肉は股関節と膝関節をつなぐ働きをしていて、股関節の動きにも大きく関わっています。
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なぜ痛みにつながるのか?
大腿直筋が硬くなると、その近くにある「股関節の袋(関節包)」まで引っ張られてしまいます。
その結果、股関節の動きがスムーズにいかなくなり、関節の中に余計なストレスがかかって痛みを感じやすくなるのです。
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改善のポイント
もし股関節の痛みがなかなか取れない場合は、関節そのものだけでなく「太ももの前の筋肉の緊張」をゆるめてあげることが大切です。
筋肉が柔らかくなると、股関節の動きもスムーズになり、痛みの軽減につながります。
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