昔の常識 vs 今の常識シリーズ Vol.2
テーマ:風邪は厚着で汗を出せ
昔の常識 vs 今の常識
「風邪をひいたら汗を出して治す」
…そう教わってきませんでしたか?
でも実はこれ、今では逆効果なんです。
昔の考え方
「厚着して汗をかけば熱が下がる」
「体の中の悪いものを出す」
当時は「発熱=悪いもの」とされ、
とにかく“熱を出して毒を追い出す”という考えが主流でした。
実際、昔の家屋は寒くて布団も少なく、
体を冷やす方が危険とされていた時代背景もあったのです。
今の医学的な考え
発熱は「ウイルスと戦うための防御反応」。
無理に汗を出すと、
・脱水
・体力の消耗
・回復の遅れ
につながります。
現在の正しいケアは…
・無理に厚着せず、体温を逃がしやすい服装で安静に
・水分・塩分補給をしながら休む
・高熱時は冷やして楽に過ごす
結論:熱は“敵”じゃない。
熱は、体がウイルスをやっつけている証拠。
焦って下げようとせず、体が戦っている時間を支えることが大切です。
身体も常識も、整えることで進化します。
「昔の習慣を見直すこと」も、立派なセルフケア✨