レポート
2019.12.20
リラクゼーションコンテスト
JAPAN2019
ファイナル
大会レポート
@ヒューリックホール東京
さる2019年10月17日、リラクゼーションコンテストJAPAN2019(主催:一般社団法人 日本リラクゼーション業協会)が開催されました。セラピストの地位向上とリラクゼーション業の発展を目指して2014年にスタートした本コンテスト。6回目の開催を迎えて今年は会場も一新。約900名収容の劇場型イベントホール、ヒューリックホール東京を埋め尽くす観客を前に、5時間以上に渡って繰り広げられた熱戦で、見事2,395店舗、23,233名の頂点に輝いたのは……。
セラピスト個人の接客スキルを競う『セラピストの部』。ファイナリスト8名の中からグランプリに輝いたのは、Re.Ra.Ku 西武新宿ペペ店の山田温子さん。明るさと清々しさ、また豊富な知識や、自作アイテム(筋肉くん)を使った親しみやすい接客などが評価されました。
セラピストの部
各スペース(店舗)を代表する3名が1組となり、独自の取り組みやアイデアを発表する『スペースの部』。予選を勝ち抜いた8スペースの中からグランプリに選ばれたのは、Re.Ra.Ku ユーカリプラザ店。個室仕様のキッズスペース、手すりの設置など、『3世代に愛されるスペース』を実現するための施策を元気いっぱいにプレゼン。明快なビジョンに加え、ママ役、おじいちゃん役を巧みにこなす男性セラピストの演技も光りました。
スペースの部
セラピストの部(個人戦)とスペースの部(団体戦)の2部で構成される、リラクゼーションコンテストJAPAN。それでは、各部門の発表シーンを振り返ってみます。
前半に行われた「セラピストの部」。『愛されるセラピスト~Make Your Smile』をテーマに、8名のファイナリストが接客のロールプレイング(6分)と想いのスピーチ(1分30秒)を披露し、接客力やコミュニケーション能力を競います。
今年の特徴は、すでに入店されたお客様の接客ではなく、『店頭で入店を悩んでいるお客様への声かけ』からのスタートという、難易度の高いロールプレイング。
その場で伝えられる“お客様設定”も、『仕事の悩みを抱える34歳・広告代理店勤務の男性。悩みは食欲がないこと』『恋人と来店したSNS好きのショップ店員・28歳女性。お悩みはイライラしやすいこと』など詳細かつ多彩で、“お客様”を演じる役者とのやりとりも臨場感たっぷり。
セラピストひとりひとりの個性や日頃の接客が、よりリアルに表現されるステージとなりました。
休憩を挟んで後半に行われたのが「スペースの部」。『愛されるスペース~100万円で叶えるより魅力的なお店づくり』をテーマに、各店舗を代表する3名が壇上でアイデア・計画、取り組みを4分間でプレゼンテーション。発想力やチームワークを競いました。
『テナントのデッドスペースを利用して、ドリンクバーやフォトスポットのあるカフェスペースを設置』『季節のイベントでお店のファンを増やしていく』など、斬新なアイデアが手の込んだビジュアルと共に次々と登場。
準グランプリを獲得した天然温泉三峰による、子供が楽しみながら肩たたきをできる『太鼓プリントTシャツ』製作のアイデアには、「すぐにでも実現できそうですね」と審査員からも熱のこもったメッセージが。
リラクゼーションのさまざまな可能性を示唆したスペースの部の発表でした。
さらにコンテストに華を添えたのが、サプライズとして登場したスペシャルゲスト。
2020年6月公開予定、日本初のセラピスト映画『癒しのこころみ~自分を好きになる方法』で主演をつとめる松井愛莉さん、八木将康さんと篠原哲雄監督です。
ネタバレ寸前(?)、撮影時のエピソードを豪快に披露したトークショーの他、授賞式ではプレゼンテーターとして会場を大いに沸かせたゲスト陣。「新人セラピストという役を演じることで、リラクゼーションのお仕事は、体だけでなく心も癒せるんだなと実感しました」という、松井さんの言葉が印象的でした。
回を重ねるごとにスケールアップしている本コンテスト。そして、来夏に控えたセラピスト映画『癒しのこころみ~自分を好きになる方法』の全国公開……。人々に癒しを提供する“リラクゼーション”の存在が今後より広く浸透し、セラピストのレベルもさらに高みに向かっていくことを確信させた、リラクゼーションコンテストJAPAN2019でした。
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