【女性のお悩みに多い『むくみ』原因と対策】
夕方になってくると、足がむくんで靴がきつくなる!なんて経験をしたことがある方はいらっしゃいますか?実はそのむくみ、病気が潜んでいるかもしれません!今回のコラムでは、むくみの原因や治療法、対処法などをご紹介いたします。
■背後に隠れた病気がある場合も
甲状腺機能低下症や膠原病、心疾患や腎疾患など、背後に隠れた器質的な疾患があるかどうかをチェックすることが大切です。その上で、緩下剤・利尿剤の服用やダイエットの有無、月経周期との関係、季節や時間による変動などを確かめておく必要があります。
■対処法は?
器質的な疾患があれば、その治療をするのはもちろんです。また、ダイエットや緩下剤・利尿剤の服用などの原因がはっきりしていれば、まず原因となっていることを取り除くことが第一です。
他にも手軽に取り入れられる方法がありますので、確認していきましょう。
●窮屈な下着や靴を避ける
締め付けの強い下着、足に合わない窮屈な靴は、血管を圧迫して血液の流れが悪くなるので避けましょう。
●水分補給は適度に行う
水分は、控えても多すぎても、水分濃度のバランスが崩れてむくみの原因となります。適度な水分補給を心がけましょう。
●入浴はぬるめのお湯で
熱いお湯では血管が収縮してしまうため、38~40度のぬるめのお湯につかりましょう。入浴後はマッサージ、ストレッチをして血流を良くしましょう。湯船につかれないときは、洗面器にお湯を張って「足湯」をするだけでもむくみの解消に役立ちます。
●下半身を鍛える
静脈血を心臓へ押し上げる「筋ポンプ作用」の働きを高めるために、下半身、特にふくらはぎの筋肉を鍛えましょう。それにはよく歩くことや、スクワット運動がおすすめです。
●規則正しい生活を
1日3食、塩分を控えながらバランスの取れた食事をとりましょう。また、横になると心臓に戻る血液量が増え、余分な水分が尿として排泄されますので、睡眠時間は十分に取りましょう。
スタッフjunjun