【正しさよりも大切なもの】
皆さんは自分が『正しい』と思ったことを
相手に理解して欲しいと
強く願った経験はありませんか?
私たちは無意識のうちに
自分の『正しさ』を証明しようとします。
自分の考えは正しい、相手が間違っている。
だから分かってもらいたい、そう考えてしまいます。
しかし、ここに落とし穴があります。
人は育った環境も、価値観も
見てきた景色も違います。
自分の『正しさ』は自分の経験から作られたもの。
だから、相手には相手の『正しさ』があります。
本当に大切なことは、相手と自分の考えを
一致させることでしょうか?
雨の日に、恵みと感じる人もいれば
悲しみと感じる人もいる。
どちらが正しいわけでも
間違っているわけでもありません。
多くの人は「正しいことを言えば解決する」と
考えがちですが
現実はそう単純ではありません。
私たちの心は論理だけでなく
不安や葛藤を抱えて生きているからです。
もちろん、間違いを正す場面も大切です。
けれど、その『正しさ』を振りかざして
誰かの心を傷つけているとしたら
それは「人との繋がり」という本質を
見失ってしまっているのかもしれません。
最近の私も、自分の考えを言葉にすることが
正しさだと信じていました。
「分かってくれない」と言葉を尽くす中で、私自身も
相手の気持ちを「分かろう」とは
していなかったことに気付いた時
その未熟さに心が痛みました。
でも、それに気付けたことは
私にとっての救いでもありました。
自分の『正しさ』を少しだけ脇に置いて
相手の視点に立ってみる。
不思議なことに、それだけで
重かった気持ちがすっと軽くなりました。
『正しさ』を競い合うのではなく
「どんな未来を共に描きたいか」という
願いに差し替えてみる。
その目的さえ見失わなければ
例え、お互いの『正しさ』が違っていたとしても
より良い未来への対話に
変わっていくのではないでしょうか。
『正しさ』でぶつかり合うよりも
まずは相手の隣に立ちたい。
そうやって、私自身も
静かに歩み寄ることを
大切にしていきたいと思います(*^_^*)