仕事でも学校生活でも、早く慣れようと無理してしまうことありますよね。毎日緊張している方も多いと思います。生活環境の変化は体にも心にも影響します。もし、体の痛みや違和感が何日も続いたり、疲れが取れない、眠れない、と言ったことに心当たりがあれば、それは体からのサインです。一時的な不調が深刻になる前に労わりましょう。
体と向き合うときに大切なのは、体全体を、心や気分も含めて捉えることです。姿勢のゆがみには3種類の原因がありますが、心身の密接なつながりをよく表しています。
姿勢のゆがみの原因1つ目は物理的なものです。ケガ、事故、毎日繰り返す動作(デスクワークも)のように、直接の衝撃や、日々の蓄積が体をゆがませます。
ゆがみの原因2つ目は精神的なものです。良い姿勢でため息をつく人はいません。落ち込んだり悩みがあると誰でも目線が落ち、猫背になります。すると呼吸が浅くなるので自律神経が乱れやすくなり、気分はさらに沈み、負のスパイラルに陥ってしまいます。
ゆがいの原因3つ目は化学的なものです。タバコ、アルコールの取りすぎ、食事の偏り、大気汚染などのように、体に入る物質が筋肉を緊張させると骨格に負担がかかり、姿勢のゆがみに発展してしまうケースです。
原因を体全体で考えるということを前向きに捉えれば、何であれ気を付ければ体のためになるとも言えます。体を労わることに無駄はないのではないでしょうか。忙しい毎日の中でも、自分の体を大切にしましょう。