なぜ反り腰になるのか?整体的観点から考える(2025年02月15日 08時53分) 美容･美健･小顔 CELL Vi

・なぜ反り腰になるのか?整体的観点から考える
反り腰とは、腰のカーブが通常よりも強くなり、骨盤が前傾してしまう状態を指す。見た目の問題だけでなく、腰痛や股関節の痛み、姿勢の悪化を引き起こす原因となる。整体的な視点から、反り腰になる主な要因を考えてみる。


1. 骨盤の前傾が原因
反り腰の最も大きな要因は、骨盤が前に傾くことによる影響である。骨盤が前傾すると、腰のカーブが強調され、腰椎(背骨の腰の部分)に過度な負担がかかる。この状態が続くことで、腰周りの筋肉が硬くなり、痛みや違和感を引き起こすことがある。


2. 筋肉のバランスの崩れ
反り腰は、特定の筋肉の使いすぎや、逆に弱くなることで起こることが多い。主に影響を受けるのは以下の筋肉である。
硬くなりやすい筋肉 → 大腿四頭筋(太ももの前側)、腸腰筋(股関節の前側)、脊柱起立筋(背中の筋肉)
弱くなりやすい筋肉 → 腹筋(特に腹横筋)、大臀筋(お尻)、ハムストリング(太ももの裏側)
このように、前側の筋肉が過度に働き、後ろ側の筋肉が弱まることで骨盤の前傾が進み、反り腰が悪化しやすくなる。


3. 日常の姿勢や動作のクセ
反り腰は、日常生活での姿勢や動作のクセによっても引き起こされることがある。特に、以下のような習慣が影響する。
・長時間の立ち仕事やヒールの高い靴を履くこと → 骨盤が前傾しやすくなる
・座りっぱなしの生活 → 腹筋が弱くなり、骨盤を正しい位置に維持できなくなる
・胸を張りすぎる姿勢 → 良い姿勢を意識するあまり、過度に腰を反らせることで反り腰になる


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