反り腰の原因と整体的アプローチ(2025年03月31日 12時04分) 美容･美健･小顔 CELL Vi

反り腰とは、骨盤が前傾し、腰の部分が大きく反り返った状態を指します。見た目の姿勢が悪くなるだけでなく、腰痛や股関節の違和感、肩こり、下半身太りなどさまざまな不調の原因になります。

この状態が起こる主な原因は、骨盤周囲の筋肉バランスの崩れにあります。具体的には、大腿四頭筋や腸腰筋など前側の筋肉が過緊張し、逆に腹筋やお尻の筋肉が弱くなっていることで骨盤が前に傾き、腰椎が過度に反ってしまいます。また、長時間の座り姿勢やヒールの高い靴の着用も反り腰を助長する要因です。

整体では、まず全身の筋肉の状態と骨格のバランスを確認し、過緊張している筋肉を緩め、弱くなっている筋肉に適切な刺激を入れることでバランスを整えます。特に骨盤と背骨の連動性を高めることが大切で、関節の可動域を広げる調整を行うことで、正しい骨盤の位置を体に覚えさせます。

また、再発予防として、患者さん自身にもストレッチや体幹トレーニングなどを通じて姿勢改善の意識を持っていただくことが重要です。

反り腰は放置すると慢性腰痛につながるため、早めの施術と生活習慣の見直しが大切です。整体によるアプローチで、根本からの改善を目指しましょう。