【朝一番の整体的“おなかチェック”で体調を読む】(2025年05月12日 10時56分) 美容･美健･小顔 CELL Vi

【朝一番の整体的“おなかチェック”で体調を読む】


整体の現場では、施術前の「おなかチェック」が非常に重要です。
お腹の筋肉や内臓周辺の状態を触れることで、その人の体調や自律神経のバランス、筋緊張の傾向を把握することができます。


特に朝一番のお腹は、夜間の回復状態やストレスの蓄積度が反映されやすいポイントです。
たとえば、みぞおちの奥が硬く緊張している場合、自律神経が高ぶって副交感神経が働きづらくなっているサインかもしれません。
また、下腹部が冷たくて弾力がない場合は、内臓の活動が低下しており、代謝の落ち込みや慢性的な疲労が蓄積していることが考えられます。


お腹の左右差も大切です。右側(肝臓・胆のう)の張りが強ければ、消化機能の低下や怒り・緊張といった感情の影響が出ている可能性がありますし、左側(胃・脾臓)の緊張は、疲労や思い悩む傾向の反映とも言われています。


こうした情報を、施術の組み立てやカウンセリングに生かすことで、より的確で深いアプローチが可能になります。
おなかは“沈黙の臓器”とも呼ばれるほど、自分では気づきにくい変化が出やすい場所です。
だからこそ、朝の状態を丁寧に読み取ることで、その日の身体の声に耳を傾けることができるのです。


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