【首が回らないまま寝ると危険?】
朝起きたとき、「首が痛い」「動かない」「寝違えたかもしれない」といった経験はありませんか?その多くは、すでに首に負担がかかっていた状態で寝てしまい、睡眠中に症状が悪化したケースです。実は、「首が回らない状態」で眠ることは非常に危険なサインであり、注意が必要です。
首が回らない、振り向けないという状態は、首まわりの筋肉や関節がすでに硬直し、可動域が狭くなっていることを意味します。特に、僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋などの緊張が強い場合、睡眠中の枕の高さや姿勢次第で圧迫がさらに加わり、神経や血管への負担が増して炎症を引き起こす可能性があります。
また、頸椎まわりには自律神経や脳へつながる重要な血流経路も多く、慢性的な緊張状態が続くと、頭痛やめまい、集中力低下、睡眠の質の悪化にもつながるおそれがあります。
「朝起きたら痛くなった」と思われがちですが、実際は**寝る前から始まっていた不調の“結果”**であることが多いのです。
首が動かしづらいと感じたときは、「そのまま放置しない」「早めにケアする」ことが大切です。ストレッチや温めで改善しない場合は、整体による首・肩・背中のバランス調整を検討しましょう。睡眠前の首の状態が、翌朝の快適さを左右します。
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