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- 投稿日:
- 2025/08/27 09:30
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腰の痛み分類|整体院ブログ
腰痛は「期間」「性質」「機能」で整理すると対処が明確になります。まず期間は、発症～4週の急性、4～12週の亜急性、12週超の慢性。性質は、局所の鈍痛、動作で増悪する機械的痛、脚へ広がる放散痛、しびれや力が入りにくい神経症状など。発熱・体重減少・癌歴・夜間痛は注意が必要です。
機能別では、1:前屈で悪化(椎間板・ハムストリング過緊張)、2:後屈で悪化(椎間関節・神経根圧迫)、3:回旋・側屈で悪化(仙腸関節・脊柱起立筋)に大別できます。鑑別の目安は、筋筋膜性=動かすと痛いが温めや軽運動で軽減、椎間板性=朝つらく前屈で悪化、関節性=反る・捻ると局所に鋭い痛み、仙腸関節性=片側の臀部～鼠径部の痛み、神経根性=しびれ・咳やくしゃみで悪化。
セルフケアは、強い痛みの初期は安静と負荷の分散、少し落ち着いたら短時間の歩行と痛みの出ない範囲の骨盤前後傾。長時間同一姿勢を避け、30分ごとに姿勢を変える。横向き寝では膝の間にクッションを挟み、就寝環境を整える。
当院では問診と姿勢・動作テスト、触診で分類し、急性期は負担軽減と穏やかなモビリゼーション、必要に応じてテーピング。回復期は呼吸と体幹安定化、股関節・胸椎の連動トレーニングを実施し、再発予防としてデスク環境や持ち上げ動作の教育、熱冷・睡眠の整え方までご案内します。しびれや発熱、排尿排便障害は医療機関へ。早期受診を。
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