噛みしめグセを直すセルフチェック法
日中や睡眠中に「歯をぐっと噛みしめている」と感じたことはありませんか?噛みしめのクセは歯や顎の関節だけでなく、首・肩のこりや頭痛の原因にもなります。まずは自分で気づくことが改善の第一歩です。
噛みしめグセのセルフチェック
以下に当てはまる項目が多ければ、無意識に噛みしめている可能性があります。
ふとした時に上下の歯が触れている
朝起きたときに顎が重い、こわばる
頬やこめかみを押すと痛みや張りを感じる
集中して作業をするときに歯を食いしばっている
頻繁に頭痛や肩こりがある
本来、上下の歯は食事中以外は1~2mmほど離れているのが正常です。常に接触している状態は「TCH(歯列接触癖)」と呼ばれ、噛みしめの大きな要因となります。
改善のためのセルフケア
リマインダーを使う
パソコンやスマホに「歯を離す」とメモを表示させ、気づきを増やします。
唇は軽く閉じて歯は離す
「舌は上あご」「歯は離す」「唇は閉じる」が正しい安静位です。
肩・首の力を抜く
噛みしめは全身の緊張と連動しているため、深呼吸やストレッチも有効です。
就寝環境の見直し
枕の高さや寝姿勢を調整し、横向きでの過度な顎圧迫を避けることも大切です。
まとめ
噛みしめグセは「気づくこと」と「習慣をリセットすること」がカギです。セルフチェックで自分の状態を把握し、日常に小さな工夫を取り入れることで改善が期待できます。長く続く顎の痛みや頭痛、歯のすり減りが気になる場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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