肩甲骨はがしの効果とセルフストレッチ
・肩甲骨はがしとは
「肩甲骨はがし」とは、肩甲骨まわりの筋肉を緩めて可動域を広げる施術やストレッチのことです。デスクワークやスマホ操作で同じ姿勢が続くと、肩甲骨は背中に張りついたように動きが悪くなります。これをほぐして自由に動かせる状態に戻すのが肩甲骨はがしの目的です。
・効果
肩甲骨まわりが柔らかくなることで以下の効果が期待できます。
肩こり・首こりの改善:血流が良くなり、筋肉の緊張がやわらぐ。
姿勢改善:巻き肩や猫背が解消しやすくなる。
呼吸が深くなる:胸郭の動きが広がり、酸素摂取量が増える。
疲労回復:全身の血流や代謝が整い、体の軽さを感じやすい。
パフォーマンス向上:スポーツや日常動作で腕の動きがスムーズになる。
・セルフストレッチ方法
肩回し
背筋を伸ばし、肩を大きく前後に10回ずつ回す。
肩甲骨寄せストレッチ
両手を腰に当て、肩甲骨を寄せる→開くを10回繰り返す。
タオルストレッチ
タオルの両端を持ち、頭の後ろに下ろす→上に持ち上げるを10回。背中全体が伸びる。
壁ストレッチ
壁に手をつき、体を反対側にひねり20〜30秒キープ。胸筋が伸びて肩甲骨の可動が広がる。
まとめ
肩甲骨の動きは「健康のバロメーター」ともいえます。動かしやすい状態に保つことで、肩こりや頭痛の予防だけでなく、呼吸や姿勢改善にもつながります。セルフケアを日常に取り入れ、つらい症状が続く場合は専門家に相談するのがおすすめです。
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