猫背と腰痛の関係|整体院ブログ
猫背とは
猫背は、背中が丸まり頭部が前に突き出した姿勢を指します。デスクワークやスマホ操作などで長時間前かがみになることが習慣化すると、背骨や骨盤のバランスが崩れ、全身に影響を及ぼします。
猫背が腰痛を招く仕組み
骨盤の後傾
猫背姿勢では骨盤が後ろに傾きやすく、腰椎の自然なカーブ(前弯)が失われます。その結果、腰にかかる衝撃を吸収できず、慢性的な腰痛が生じやすくなります。
筋肉バランスの崩れ
背中やお腹の筋肉の働きが偏り、腰回りの筋肉に余分な負担がかかります。特に腰背部の筋肉は常に緊張状態となり、だるさや痛みを感じやすくなります。
血流の滞り
姿勢不良による筋緊張で血流が悪くなり、疲労物質が蓄積しやすくなります。これが慢性腰痛の大きな要因となります。
セルフケアの方法
姿勢リセット:背筋を伸ばし、耳・肩・骨盤が一直線になるよう意識する。
胸開きストレッチ:両手を後ろで組み、胸を前へ突き出して20~30秒キープ。
骨盤運動:座った状態で骨盤を前後にゆっくり倒す運動を10回。
こまめな休憩:30分に一度は立ち上がり、軽く体を動かす。
整体でできること
整体では、猫背の根本原因である骨盤・背骨の歪みを調整し、筋肉や関節の動きを取り戻します。さらに呼吸の改善や体幹の安定性を高める施術を組み合わせることで、腰への負担を軽減し、再発しにくい体づくりをサポートします。
まとめ
猫背は「見た目の問題」だけでなく、腰痛をはじめ全身の不調につながります。セルフケアで意識を高めつつ、専門的な施術を取り入れることで、姿勢と腰痛を同時に改善することが可能です。
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