食生活と肩こりの意外なつながり(2025年10月28日 08時51分) 美容･美健･小顔 CELL Vi

食生活と肩こりの意外なつながり


「肩こり」と聞くと、姿勢やデスクワークを思い浮かべる方が多いですが、実は“食生活”も大きく関係しています。肩こりは単なる筋肉の問題ではなく、血流や神経の働き、体のエネルギー代謝など、全身のバランスの乱れから起こることが多いのです。


まず注目したいのが「血流」。加工食品や外食中心の食生活では、塩分や脂肪の摂りすぎにより血液がドロドロになりやすくなります。血液の流れが悪くなると、肩や首の筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質が溜まりやすくなるのです。その結果、慢性的なこりや重だるさを感じやすくなります。


さらに、ビタミンB群やマグネシウムが不足すると、筋肉の緊張をゆるめる力が低下します。特にビタミンB1は、疲労回復や神経の働きを助ける大切な栄養素。玄米、豚肉、大豆製品などを意識的に摂ることで、こりにくい体をサポートできます。


また、水分不足も見逃せません。水分が足りないと血流が滞り、筋肉が硬くなりやすくなります。コーヒーやお茶ばかりでなく、常温の水をこまめに摂ることがポイントです。


整体では、硬くなった筋肉をほぐすだけでなく、姿勢や生活習慣を含めたアプローチを行います。肩こりの根本には「体の使い方」と「内側のバランス」の両方が関係しているからです。


食事・姿勢・循環を整えていくことで、肩こりのない軽やかな毎日へ。まずは今日の食卓から、“ほぐれやすい体”をつくっていきましょう。


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