腰椎椎間板ヘルニアの基礎知識
腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨(腰椎)の間にある「椎間板」というクッションの一部が外に飛び出し、神経を圧迫してしまう状態を指します。椎間板は、中央の柔らかい髄核と、それを包む線維輪から構成されています。加齢や姿勢の乱れ、長時間のデスクワーク、重い物の持ち上げなどによって椎間板に負担がかかり、線維輪が損傷して髄核が飛び出すことで痛みやしびれが生じます。
主な症状は、腰の痛みや重だるさ、片側の足のしびれ、動かすと電気が走るような痛みなどです。症状の出方は人によって異なり、軽度の場合は腰の違和感だけで済むこともありますが、神経の圧迫が強い場合には足の感覚低下や筋力の低下を伴うこともあります。
発症の背景には、猫背・反り腰などの姿勢不良や、腹筋・背筋など体幹筋の弱さが関係しています。また、長時間の座位姿勢は椎間板への圧力を増やし、再発を招く原因にもなります。
治療の基本は、まず炎症や痛みを抑え、神経への負担を軽減することです。症状が落ち着いてきたら、骨盤や背骨の歪みを整え、体幹を安定させるトレーニングを取り入れることで、再発を防ぎます。
純心鍼灸接骨院・ゆうしんグループでは、AI姿勢検査で原因を明確にし、痛みの根本改善を目指した施術を行っています。正しい姿勢づくりとセルフケアのサポートにより、日常生活を快適に過ごせる身体づくりを一緒に目指しましょう。
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