冷え性さんにおすすめの夜のストレッチ
冷え性に悩む方にとって、夜は特に体が冷えやすい時間帯です。一日の疲れやストレスによって血流が滞り、筋肉が硬くなることで、さらに冷えが進んでしまうこともあります。そんな時に取り入れたいのが、寝る前の「夜のストレッチ」。体を内側から温め、めぐりを整えてから眠ることで、冷えの改善だけでなく、睡眠の質向上にもつながります。
まずおすすめなのが、ふくらはぎのストレッチです。ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、血液を心臓に戻すポンプの役割を担っています。壁に手をつき片足を後ろに伸ばし、かかとを床につけたまま前に体重をかけると、ふくらはぎがしっかり伸びます。30秒ほど左右行い、下半身の巡りを促しましょう。
次に行いたいのが、太もも前(大腿四頭筋)を伸ばすストレッチです。立ったまま片足を後ろに曲げて持ち、かかとをお尻に近づけるようにすると、前ももがじんわり伸びます。股関節まわりの血流が良くなり、下半身の冷えやむくみの改善に効果的です。
さらに、骨盤まわりをゆるめるために「仰向けひねり」もおすすめです。仰向けになり、片膝を反対側へ倒して上半身は逆方向に向くようにします。腰まわりの筋肉がほぐれ、内臓の働きも整いやすくなるため、体が温まりやすくなります。
最後は、深い呼吸を促す胸のストレッチ。両手を後ろで組み、胸を開くように肩甲骨を寄せると、呼吸が深くなりリラックス効果が高まります。自律神経が整うことで、冷えの要因となる緊張がやわらぎ、眠りにつきやすくなります。
夜のストレッチは、強く伸ばしすぎず“心地よい”範囲で行うのがポイントです。寝る前の5分でも十分効果があり、毎日の積み重ねで冷えに強い体へと変わっていきます。
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