体の硬さをほぐす“ながらストレッチ”
忙しい毎日の中で「ストレッチをする時間が取れない」と感じている方は多いかもしれません。しかし、体の硬さは放っておくほど血流が悪くなり、肩こり・腰痛・疲労感の原因につながります。そこでおすすめなのが、生活の中で自然に取り入れられる“ながらストレッチ”。特別な時間を作らなくても、家事や仕事の合間に無理なく体をほぐすことができます。
まず簡単にできるのが「ながら肩回し」。デスクワーク中やキッチンに立っているときに、肩を大きく前後に回すだけです。普段使わない肩甲骨まわりが動き、凝り固まった筋肉がほぐれて上半身が軽くなります。呼吸に合わせてゆっくり行うことで、緊張も自然と抜けていきます。
次におすすめなのが「ながら前屈」。テレビを見ているときや歯磨き中に、軽く前に倒れるだけで太もも裏や腰のハリがやわらぎます。無理に深く曲げようとせず、“心地よく伸びる範囲”で行うことが大切です。特に座りっぱなしの人には効果的で、骨盤の動きが出ることで腰の負担が減ります。
また、「ながら足首回し」も取り入れやすいストレッチです。椅子に座りながら足首をゆっくり回すことで、ふくらはぎの血流が良くなり、体の冷えやむくみの改善につながります。在宅勤務の合間や気分転換にも最適です。
さらに、寝る前に布団の中でできる「ながらひねりストレッチ」もおすすめです。仰向けで片膝を反対側に倒すだけで腰まわりがゆるみ、一日の疲れをリセットしやすくなります。
ながらストレッチは、短時間でも続けることで体が柔らかくなり、巡りが整い、こりにくい体へと近づきます。「気づいたときに少し動かす」だけで十分効果があります。無理なく続けられる習慣として、今日から生活の中に取り入れてみてください。
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