肩甲骨が固まる時のセルフケア(2025年12月18日 09時25分) 美容･美健･小顔 CELL Vi

肩甲骨が固まる時のセルフケア


肩甲骨は、腕や首、背中の動きと深く関係しており、日常動作をスムーズに行うために欠かせない部位です。しかし、デスクワークやスマートフォンの使用、長時間同じ姿勢が続く生活では、肩甲骨まわりの筋肉が動かされず、次第に固まりやすくなります。肩甲骨が固まると、肩こりや首の重だるさ、背中の張り、頭痛など、さまざまな不調につながることがあります。


肩甲骨が固まる主な原因は、血流不足と筋肉の使い方の偏りです。前かがみの姿勢が続くと、胸側の筋肉は縮み、背中側の筋肉は引き伸ばされたまま固まってしまいます。この状態が続くことで、肩甲骨が本来の動きを失い、動かそうとしても重さや違和感を感じやすくなります。


セルフケアとしてまず取り入れたいのは、肩甲骨を意識して動かすことです。背筋を伸ばして座り、両肩をすくめるように持ち上げてから、ストンと力を抜く動きを数回繰り返します。次に、肩を大きく後ろに回し、肩甲骨を寄せる意識で円を描くように動かしましょう。ゆっくりと呼吸を合わせることで、筋肉が緩みやすくなります。


また、腕を前に伸ばして背中を丸め、肩甲骨の間を広げるストレッチも効果的です。反対に、両手を後ろで組み、胸を開く動きで肩甲骨を寄せることで、固まりやすい筋肉に刺激が入ります。無理に伸ばそうとせず、心地よい範囲で行うことが大切です。


肩甲骨まわりのセルフケアは、短時間でも毎日続けることで効果を感じやすくなります。入浴後など体が温まったタイミングに行うと、血流が促され、より動きが出やすくなります。肩甲骨を柔らかく保つことは、肩や首の負担を減らし、快適な日常動作につながります。


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