みなさんこんにちは。
森のもみの木養生院です。
数日前から段々と暑さも落ち着き、秋に近づいてきた今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか?
今日は、「永野のつぶやき」を久しぶりに書いてみます。
先日、87歳の方がお客様で来られました。
この方は夫婦二人で飲食店を始められて、今ではたくさんの方を雇い経営されていらっしゃいます。
すでに旦那さんは亡くなっていますが、お店に行くと従業員と一緒に働いていらっしゃる。
従業員も60代以上の方が多く、「ザ!昭和」なお店の雰囲気がたくさんのお客様に愛され、いつ行っても、コロナ禍であっても混み合っています。
私はたまに家族でそのお店に行くのですが、行った時にそのお客様がいると必ず声をかけさせてもらいます。
たくさん飲み食いし、飲食代を支払い帰宅します。
とても幸せな時間が過ごせます。
そのお客様は義理堅く?私のお店にたまに来て下さいます。
そして、施術代を支払って帰宅します。
お金は行ったり来たりするだけで『無』の状態。
なのに、そこから産まれる物は無限の可能性がある。
私は楽しく家族と飲食した思い出が残り、体は栄養で満たされる。
お客様はリラックスでき気持ちよい時間を得られる。
とても不思議です☆
昔、友人の結婚式に参加して3万円支払いました。
後に、友人は私の結婚式で3万円支払ってくれました。
お金は行ったり来たりしているだけで、増えも減りもせずに全くのゼロ。
けれど、私には友人の結婚式でたくさんの方に会い、たくさんの余興の思い出と、幸せな彼女の姿と、その時感じたこと、経験したことなどが、山のように残っています。
お金はその存在を消した時に、一番生かされるのかもしれない。
お金とは、一体何なのだろう・・・。
私はこのお客様が来ると、いつもこのことを考えてしまいます。
タダで飲食し満腹にしてもらった気持ちになるのでした。
長々と読んでいただきありがとうございます。
永野