こんばんは!
レモンやグレープフルーツ、サイダーやワインなどを摂取した時に
歯が「キシキシ」ときしむような感覚を受けたことはないでしょうか?
これは、酸によって、歯の表面のエナメル質が溶け出している現象なのです。
人間の口のなかは、通常pH6.5~7で「弱酸性〜中性」に保たれています。
摂取した「酸」によって歯が溶け出すのはpH値が「5.5~5.7以下」です。
酸を含む飲み物や食べ物を摂取しても時間が経つと「歯のきしみ」は消えています。
これは、唾液によって再石灰化が起こりエナメル質が修復されるからです。
口のなかが健康で、唾液が十分に分泌されているときは酸は洗い流され、エナメル質は守られます。
ところが、唾液の中和以上に酸性(pH5.5以下)の飲食物を過剰に摂取していると
脱灰が起こり、「酸蝕症」を引き起こすことになります!
体によいとされる「果物」でも歯のことを考えると
食べ過ぎないようコントロールが大切です。
果物では
◆レモン(pH2.1)
◆オレンジ(pH2.8)
◆グレープフルーツ(pH3.2)
◆ミカン(pH3.6)
◆プラム(pH2.8)
◆イチゴ(pH3.6)
◆ブルーベリー(pH3.2)
◆パイナップル(pH3.3)
などに酸が多く含まれているので要注意です。
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