どんな人にも生理的口臭と呼ばれる口臭があります。
起きたばかりのとき、お腹が空いているとき、
緊張しているときなど、唾液の分泌量が減っているときには
特に生理的口臭は強くなります。
唾液が減ると口の中の自浄作用がはたらかず、
口臭を発生させる細菌が増えてしまうためです。
生理的口臭は口の中にいる細菌が剥がれた粘膜や死んだ細菌
などのたんぱく質を分解することによって発生します。
この生理的口臭は、主に舌の上で生じています。
これは舌の表面には小さな凹凸がたくさんあり、
汚れが溜まって細菌が繁殖しやすいためです。
舌の表面で細菌が繁殖し、
白いコケのようなかたまりになったものは
「舌苔(ぜったい)」と呼ばれます。
風邪を引いているときや、お腹の調子が悪いとき、
舌に白い苔のようなものが付いていることに気づいた
経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
舌苔は健康な人にも見られますが、
体調が悪化したときや口の中が乾燥しているときに
厚くなってしまうことがあります。
舌苔は口臭の原因を作り出す細菌やたんぱく質を
たくさん含んでいるため、舌苔の量が増加してしまうと
口臭が強くなる可能性がありますのでお気をつけてください!
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