今年は冷夏か? と思いきや、一転、再び暑い日が続いています。外の暑さと、冷房のきいた建物内部との温度差に体がついていかず、だるさがどんどんたまり、なかなか疲れが取りきれない方も多いのでは。そんな時は、足、手、腹にある夏バテ解消のツボを刺激して、だるさを和らげましょう。ぬるめのお風呂につかりながら、頭の中を真っ白にしてゆっくりとツボを押してみる…、その行為自体も副交感神経を活性化し、体調を取り戻すきっかけになるでしょう。
【解谿(かいけい)】…胃の不調、頭痛に。むくみ取りに。
○ツボの位置…足首の前側にあり、足首を屈折したときに横に走るシワの中央のくぼみ。縦に走る2本の腱と腱の間。
○ツボの押し方…親指で5~10秒、ゆっくり押して刺激。何回か繰り返すと、足先の血行がじんわりとよくなってきます。
※解谿を刺激したあと、足の甲を足首から指先に向けてリンパを流すように撫で下ろすと、足のむくみがとれます。
【湧泉(ゆうせん)】…万能のツボ。血流を促し体力アップ。
○ツボの位置…足の裏、土踏まずの指側。足の指を曲げたときにくぼむところ。
○ツボの押し方…足の裏を上に向けて、両手の親指でぐいぐい強く押します。
※ゴルフボールを机の下に置き、転がしながら踏んでツボを刺激すると、仕事の息抜きにもなるでしょう。青竹踏みでもOK。
【足三里(あしさんり)】…気力や体力をアップ。胃の不調、足の疲れにも。
○ツボの位置…膝のお皿の外側。お皿の下側のくぼみに人さし指をあてて指4本をそろえて置き、小指があたっているところ。一番くぼんでいるところが足三里。
○ツボの押し方…押すと少し痛さを感じます。親指で2~3分押しもみすると、足が軽くなってきます。
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