いろいろな考え方があることを前提としてお伝えしますね。
「痛みが出るぐらい強く押された方が気持ち良い!」…とお話されるお客様にお会いする事があります。いわゆる強押しに慣れた方々です。
例えば…
ボクサーがお腹を叩いてボディを鍛えたり、空手家が拳や足を硬いものに打ちつけて鍛えたり、相撲の力士が身体ぶつけて屈強な身体を作り上げたりしますよね?
筋肉は強い力等でダメージを受けるとカルシウム等の固着する成分により修復しようとします。
前述したアスリートの方達は日々動く身体を作り上げる為に、トレーニング法や生活習慣までかなり気を遣っていらっしゃると思います。
ただ、仕事や家事でお忙しい中、運動不足、食生活の乱れ、冷え等、生活習慣の不具合があると筋肉の修復力は働きにくいです。
その上で繰り返し強く押され続けた部分は俗に言う「もみごり」になってガチガチに硬くなってしまいます。その状態から柔らかな筋肉を取り戻すのは時間がかかります。
一時の気持ち良さを求めるのではなく、本来の筋肉の機能を取り戻すことが大切です。