寒い季節になると体調が崩れやすい・・・
夏でも冷房に当たると、すぐに冷えるので、ブランケットが手放せない・・・
もし、あなたが体調が悪くなりやすい体質であったり、冷えを気にしているのであれば、ホットストーンセラピーぜひ試してみてください。
ホットストーンセラピーという名前は聞いたことがあるけれど、実際にはどんなものか知らない人が多くいらっしゃいます。
実際、ホットストーンセラピーとはどんなものなのでしょうか?
ホットストーンセラピーとは、温めた石で体をマッサージするものです。
ただ、石を体にのせるだけ・・・
そう思っている人も多いのですが、石を体にのせるだけでなく、適温に温めた石で体をさすることで、石の温かさが体にじんわり伝わるのを目的としているセラピー方法です。
まるで、低温の岩盤浴をしながら、トリートメントを受けている、そんな感じがぴったりのイメージです。
この方法は、古くから使われていました。
例えば、
日本では、修行中の僧が空腹をやわらげるために、温めた石を懐に入れていた
ネイティブアメリカンが太陽で温めた石をお腹にあてて、女性得意なお悩みの不快感を和らげていた
などの言い伝えがあります。
このように古くから温めた石のパワーを利用してきたのです。
現在あるホットストーンセラピーは、ハワイやヨーロッパのスパなどで利用が開始され、日本に入ってきたのは、約20前と歴史は浅いものになります。
歴史が浅いものなのに、名前を知っている人が多いのは、このホットストーンセラピーの効果が素晴らしいことをあらわしています。
手のひらくらいの石なのに、体がそんなに温まるの?
と思ってしまうかもしれませんが、実は、使用する石にも秘密があるのです。
そして、多くの人が疑問に思っている、
石でさするから、デコボコで皮膚を傷つけるはず
という考えは間違いです。ホットストーンでのトリートメントは、まるで優しい手のひらで包み込まれてケアされているような錯覚さえ覚えるほど、柔らかく心地よいものです。
もちろん、あとに、冷えている部分に置いて、ゆっくりじんわり石の温かさを体に伝えることもします。
よく見かける、ホットストーンをのせている写真は、ちょうど体を温めているシーンです。
ホットストーンセラピーのボディへのアプローチには、次のようなものがあります。
温かい石により、体を芯から温める
血めぐりを促す
体の調整機能の強化を助ける
肌の角質へアプローチ
肌が滑らさを促す
むくみの改善に役立つ
肌の血色を促す
美肌に導く
首や肩の辛さをやわらげる
冷えによる腰部の不快感を緩和する
胃腸の状態を整える
ホットストーンセラピーは、ボディだけでなく、心へもアプローチしてくれます。
たとえば、
イライラを和らげる
ストレスを緩和する
気持ちを切り替えリフレッシュする
不安感を緩和する
焦燥感を緩和する
悲しみを和らげる
疲れた心をリラックスさせる
などです。
たかが石で温めるだけで?
と思うかもしれませんが、ホットストーンの浄化能力はすごいものがあります。
体や心が疲労たまっている人に使った後のホットストーンは、ベタベタになります。
体や心にこびりついていた悪いものを石が吸いとってくれるのです。
ホットストーンセラピーをしているセラピストの体も、セラピーが終わるとともにスッキリ爽やかになります。
ホットストーンには、太陽や自然のエネルギーがたっぷり注入されています。