マスクと呼吸(2021年05月17日 19時37分) リラクゼーションhana 出雲店

こんにちは!
いずも縁結び温泉ゆらり 内
リラクゼーションhana 出雲店です。

昨今のマスク生活と、リモートワークによるねこ背姿勢などから、
気がついたら呼吸が浅くなっている、なんてことはありませんか?

マスクをしていると吸い込む酸素の量が下がって息苦しくなるので、
これをカバーしようと呼吸回数が増え、呼吸が浅くなりがちです。
また、リモートワーク続きでパソコンに向かう時間が増え、
ねこ背ぎみの人が多いですが、ねこ背だと気道が狭くなって、
おなかが圧迫され横隔膜が動きづらくなるので呼吸が浅くなるのです。

では、呼吸が浅いと何が問題なのでしょうか?
呼吸が浅いと自律神経のうちの体を緊張・興奮モードにする交感神経が優位になり
血流が悪くなるため、次のような体の変化がおこりやすくなります。
●だるさや疲れがとれにくい
●肩コリや腰痛が生じやすい
●免疫力が下がる
●集中力が低下する

呼吸が浅くなるのを防ぐためには、こまめに浅い呼吸をリセットすることが大切です。
深い呼吸をするために、口呼吸を鼻呼吸にするよう心がけましょう。
マスクをしていると口呼吸になりがちですが、口呼吸だとどうしても浅い呼吸になります。
これに対し、鼻呼吸は口呼吸より空気の出入口が小さいため空気抵抗が大きく、自然とゆったりした呼吸になります。
さらに、ゆっくり鼻から息を吸い、ゆっくり鼻から吐き出していく腹式呼吸がおススメです!
腹式呼吸は、吸い込んだ時にお腹が膨らみ、吐き出していくときお腹が凹みます。
横隔膜などの呼吸筋が使われず衰えてしまいます。するとふだんの呼吸がどんどん浅くなり、深い呼吸をしようとしてもうまくできなくなります。ですから横隔膜をよく動くようにすることも大切です。

お仕事や家事の手を休めて、ゆっくり鼻呼吸してみましょう!