理想の体を目指すうえで、どんなに良い食材や栄養バランスを意識していても、そもそも食べる量が多すぎては、なかなか思うような結果にはつながりません。
そこで今回は、太りにくく、リバウンドしにくい体づくりを叶えるために大切な「1日の食事量(目安の総重量)」についてお伝えします。
まずは、一般的な成人女性(デスクワーク中心・運動量少なめ)の1日の食事量の目安を見ていきましょう。(※年齢・体格・活動量などにより個人差があります)
【1日の食事量の総重量】
約1,200g~1,500g程度(調理後の重さ)
この重量には以下のような食品が含まれます。
主食(ごはん・パン・麺など):約400〜500g
例:ごはん150g×3食分
たんぱく質(肉・魚・豆・卵など):約200〜300g
例:肉や魚80g×2回+卵1個
野菜・きのこ・海藻など:約300〜400g
生野菜であれば、両手いっぱいで1回分程度
果物:約100〜150g
例:バナナ1本やりんご半分程度
発酵食品・乳製品など:約100g前後
例:ヨーグルトを朝または夜に取り入れる
油や調味料:適量(なるべく控えめに)
決まった食器で量を固定する
・小さめのお茶碗(ごはん150g)を使う
・サラダボウルに1食分の野菜を盛る
毎回同じプレートに盛りつけることで、自然と「これ以上は食べない」という習慣が身につきやすくなります。
ポイント
1回の食事で「満腹」より「少し余裕がある」くらいを意識することで、内臓への負担が軽くなり、代謝もスムーズになります。
また、早食いは食べ過ぎの原因になるため、「よく噛んで時間をかけて食べる」ことも大切です。
少しずつで構わないので、“食べすぎない仕組み”を生活の中に取り入れていきましょう。
その積み重ねが、リバウンドしない理想の体づくりにつながっていきます。