【ダイエット=食事制限ではない?】
ダイエットというと、つい、食事制限に走りがち。
でも、人間のカラダって、よ~くできているもので、食事量を減らせば痩せるとは限らない。
それに、単に減らしてはツヤのない不健康な痩せ方にもなりかねません。
痩せたい。
体重を減らしたい。
脂肪を減らしたい。
脂肪って、本来はカラダを守るため、生きるために必要なもの。
今の日本は豊かですが、戦後数年までは、戦争や飢饉など、食べるものもが十分にない時代でした。
飢餓との闘いです。
人間のカラダには、食べ物がなくても、生きのびるために、脂肪を蓄える機能が備わっています。
豊かな時代になった今も、その情報はカラダに残っています。
食事制限で痩せようとすると、
最初は体重が減るけど、しばらくすると減らなくなる。
食事を、以前の状態に戻すと、それ以前以上に、太ってしまう。
いわゆる「リバウンド」。
食事の量が減ると、カラダは「栄養が入ってこないぞ」「じゃあ、いっぱい吸収しておかないと」って、吸収率を上げるのです。
だから、食事量を減らしても痩せなくなるし、食事量を戻せば太ってしまう。
大食い選手権に出てくる人たちって、痩せている人が多いですよね。
これは、どれだけでも食べ物が入ってくるから、「もう、そんなに吸収しなくても大丈夫だわ」と吸収率を下げていると言われています。
食べ物はカラダを通過してるだけって感じですよね。
その証拠に、1日に何度も便がでるそうです。
【吸収率を考えよう】
吸収率を下げよう!
それができると、「食べても太らない体質」づくりができます。
●栄養バランスの良い食事
栄養バランスが悪いと、不足している栄養を吸収しようとします。
その栄養素だけを吸収するわけにはいかず、全体の吸収率があがります。
●毎日、同じ時間に食事をする。
食事の時間が毎日バラバラだったり、食べたり、食べなかったりすると、カラダは「ちゃんと栄養が入ってくるかなぁ。」と不安になります。そして、吸収率を上げてしまう可能性があります。
毎日、同じ時間帯に食事を摂れば、「この時間になったら、栄養がはいってくるんだね。」と安心して、余分に吸収しなくなります。
●食べる順序を考える
よく、野菜から食べると良いといいます。これは、血糖値を上げないため。白米やうどんなど炭水化物は血糖値が高くなるので、最後の方に摂りましょう。血糖値が上がると、吸収率も上がってしまうのです。特に、白米は一緒に食べているものの吸収を良くしますので、ダイエット中はご注意を。
●ストレス、不安を減らす。
不安やストレスは、カラダに危機感を感じさせます。
「蓄えておかないとやばいのか?」と吸収率がアップさせます。
現状、食べたもののカロリーは計ることができますが、どれだけ吸収したかというのは、計ることが難しい・・・。
食べたものと出したものの差し引きは難しいのです。
数値にできないので、ピンとこないかもしれませんが、カロリーだけでなく、「吸収率をあげないこと」も心がけてみてください。
そうしていくと、食べながらも、太りにくい自分づくりになっていきます。
楽しい食事をしていきたいですね♪
Reclat(リクラ)
猿渡香苗
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