こんにちは
中野で推拿整体院を営んでおります
すいな健康院の信長信蔵と申します。
前回から五十肩
いわゆる肩関節周囲炎についてのお話をしていますが
中医学の見地からもう一つ
「五十歳代」に入ると 「肝」の働きの低下よって
『筋(スジ)』の衰えが原因の一つにあるようです。
私も
ここ数年パソコンを抱えて移動することが多い時に
肩が痛くなってくることがよくありました。
おそらく四十代の頃とは
大丈夫な感覚が違うようです。
この頃も頻繁に肩をいじっていたのを覚えています。
お陰様でそれ以上痛くなることはなく
悪化するまでには至っていません。
五十代に入って老化を食い止めようとして
スポーツジムに通い
必要以上に筋トレをした結果
関節を傷めるという人を
これまでたくさん診てきました。
気持ちはすごくわかるのですが
『筋肉』はある程度鍛えられても
『筋(スジ)』= 「腱」や「靭帯」は負荷に耐えられず
疲弊してしまうからです。
「筋肉と筋(スジ)=(腱や靭帯)は別物」と覚えておいてください。
このようなことから
「物理的」にも「機能的」にも
五十代は関節にトラブルが起きやすいと言えます。
そこに慢性的な「血行障害」のような状態が
知らず知らずのうちに続くと
ある時「肩が上がらない」
夜間時「横になっているだけでも痛くて眠れない」
というような症状に見舞われることになるのです。
『推拿』は
血行が悪く伸び縮みしにくくなった
「筋肉」の繊維にアプローチし
筋繊維の癒着をとり血行を促し
血と気の流れを良くすることによって
老廃物を排除し、発痛物質を流し
疲弊した「筋(スジ)」や「筋肉」に栄養を与える機能を取り戻し
関節の動きを改善させ痛みを緩和していくのです。
肩の痛みを軽視しないでください
早く施術を受ければ受けるほど
症状の悪化を防ぎ
早期に改善出来るのですから。
最後まで読んで戴き有難うございました。
中野の推拿整体院 すいな健康院 天と地と人 信長正義