①不快な「喉のつまり、つかえ感」が改善しない・・・
②背中の貼りがなくなると症状も軽くなったという事実
③心療内科を勧められる理由
④中医学から見た推拿療法で改善できる理由
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①不快な「喉のつまり、つかえ感」が改善しない・・・
病名は知らなくても
「喉がつまる、つかえる」
「唾や飲食物が飲み込みにくい」
等の症状があるが原因は不明
と言う方は意外といらっしゃるのでしょうか?
医療機関の検査では「異常なし」とされるようで
「ストレス」や「自律神経失調症」によるとされ
心療内科を薦められるケースがあるようです。
すでにお困りの多くの方はご存知でしょうが
内科、心療内科では「ヒステリー球」
耳鼻咽喉科では「咽喉頭異常感症」
と呼ばれるらしいです。
漢方薬では「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」
が効果的とされるのが一般的なようですが
以前すいな健康院の記事に寄せられたコメントによると
漢方薬では「改善されない」
と訴えている方もいらっしゃるようでした。
また
この記事をご覧になって施術にいらした患者さんや
ご来院時の主訴ではないが
実はこの『ヒステリー球』の症状にお困り
つまり医療機関では改善しない患者さんに
少数ではありますが出逢いました。
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②背中の張りがなくなると症状も軽くなるという事実
『ヒステリー球』についてぼくが初めて知ったのは
数年前に知り合いの経営者で患者さんのS氏が
施術後に話したことで
彼いわく
「推拿の後に必ず"ヒステリー球"の症状が改善する」
ということでした。
『ヒステリー球』!!??・・・
っていう感じです。
S氏の表現によると
「アーモンドが喉につまったような感じ」
とのことでしたが
彼がこの症状を持っていると聴いたのは
その時初めてでした。
S氏の身体は特に
背中の張り感が強いのが印象的だったが
「背中の張りがなくなると症状もなくなる」
ということだった。
「『ヒステリー球』について
もっと研究したほうがいいよ」
と熱心に言われたことを思い出します。
それで当時ブログの記事にしました。
それから数年経って
症例は少ないけどS氏のその後
覚えているだけで明らかなのは
3名の「喉のつかえ」感の症状改善を経験しました。
一人は20代男性会社員
まさしく主訴が『ヒステリー球』のお悩みだった。
もう一人は40代女性
この方は原因不明の神経痛症状をお持ちで
『ヒステリー球』の症状もお持ちだった。
そしてもうお一人は30代男性会社員の方で
お悩みの一つに「喉の詰まり感」をお持ちだった。
取引先とのやりとりでストレスを感じる時や
社内のプレゼン前の緊張状態が続く時には
必ず喉が締め付けられてくる感じがあり
「詰まり感」に悩まされるという。
少ない症例ではあるが
共通して言えるのは「背中の張りが強い」
つまり「交感神経」の働きが過多になっている印象だ。
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③心療内科を勧められる理由
推拿施術と「氣」の持ち処の指導をしていくと
改善することがわかってきました。
「症状」は
「原因不明」で「対処法」がない
となると「難病」となってしまいます。
「医学的」に解明されていなくても
病院では「異常なし」と言われるのに改善しなくても
代替医療の現場で改善される「症状」は多くあります。
投薬などでも改善せず「対処法」がないとなると
物理的というか肉体的に診て施すことが出来ず
『精神的』な原因にまわされる
つまり「心療内科」にまわされるという例を
数年前は多く耳にしました。
おそらく
拙いぼくからの経験でも
「自律神経」の不調である事は確かなようなので
それ系の薬を処方されるのか
漢方薬を出されるのかはわからないけど
改善される人ばかりではないのは確かなようです。
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④中医学から見た推拿療法で改善できる理由
漢方薬では「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」
が効果的とされるのが一般的
と先に書きましたが
これは医学的な根拠というか
世間的にも使用されているのが明らかという意味で
紹介しました。
詳しくは
「半夏厚朴湯」の効能を調べてみて欲しいのだけど
ネット上に公開されているツムラの画像をご覧になっても
わかりやく
不安神経症
神経性胃炎
気分がふさいで
などと書かれています。
「半夏厚朴湯 なんの薬?」とググると
※以下引用↓
ふさがった気分を開く薬といわれ
古くから「気剤(きざい)」
の代表処方とされています。
「気」とは生命活動の根源的なエネルギー
を意味します。
体力が中程度の人の不安神経症
不安感などに使われます。
気分がふさいでのどに異物がへばりついたような違和感
があるときに使用します。
↑引用以上※
これらを
中医学に当てはめてみても
「氣」の流れを良くする作用を求めていることがわかり
つまり
内臓の働きを正常にする=自律神経のバランスを整える
ことが有効であることがわかる。
例えば
五臓で言えば
脾=胃の正常な「氣」の働きは
下に下げることなので
自律神経の
副交感神経が活発に働けるようにバランスが整う
ことで症状の改善が見込ませることになる。
このほか
推拿を施す上での私見が含まれていますが
「不安感」や「気分がふさぐ」のを
改善することを考えると
肺や腎の氣の働きを補うことも
これらの感覚、感情を改善することに繋がる
と思えます。
時間の早く情報の多い現代社会で
ストレスに追われるままになってしまい
マイナスな気分から抜けることも困難かもしれません。
しかし
「氣」の調整=健康活動
の意識を持たないまま
経済活動のみに埋もれてしまうと
波動が下がってしまったまま
血流や神経伝達
内臓の働きにも悪影響がでるままになるでしょう。
あきらめずに
『自分は良くなる!』
『症状がある自分はおかしい!』
くらいに思って希望を持って
質の高い情報を集めて欲しいと思っています。
そう言う意味で
情報の多い良い時代に生きているのですから。
『ヒステリー球』の症状改善などで
お悩みをお持ちならぜひご連絡ください。
東京都中野区 推拿整体院
すいな健康院 天と地と人 信長正義