最近、「顎関節症」という言葉を耳にすることはありませんか?私も数年前に口が全く大きく開けれなくなり痛くなくなるまで数カ月かかったことがあります。この顎関節症とは、「頭部や顔面の痛みを伴う、下顎の機能障害」と定義づけられています。わかりやすく言いますと、耳の穴の前あたりにある、顎の関節に異常があるために、口が開きにくい、開け閉めする時に顎が痛んだり関節に異音がするといった症状が出るのです。
顎関節症の原因を特定するのは今のところ難しく、食いしばり・歯ぎしり(ブラキシズム)、悪い姿勢、睡眠障害、ストレス、感情的な問題(不安、抑うつ)、不適切なダイエット、そして医科的・歯科的疾患などのいろいろなことが絡み合って発症するとされています。
長時間の同じ姿勢での作業や頬杖をついたり、高すぎる枕を使用することで、顎に負担がかかります。テレビゲームを毎日長時間やりすぎたことが顎関節症の引き金になったケースがあったそうです。
姿勢でよく悩まれているのが猫背です。
猫背の姿勢では頭の重みが前にかたむくので、それを支えるために肩の筋肉に負荷がかかります。 人間の頭の重さは、成人で体重の約10%ほど――体重が50kgの方の場合、頭の重さは約5kgです。
かなりの重さがありますよね。無意識にテレビに夢中になったり、ゲームに夢中で気が付くと猫背で首や肩がめちゃめちゃこってますよね。肩こりの解消は普段の姿勢から解消されることもありますので、ぜひご相談くださいませ。