春にかかりやすい病(2025年03月11日 00時00分) Re.Ra.Ku イオンタウンユーカリが丘店

皆様こんにちは!伊藤です(^^♪
3月に寒い日があったり、暖かい日があったり、皆様、体調はいかがでしょうか?

漢方を説明するのに五行説というものがあり、表になっている五行色体表を眺めていると、季節によって起こりやすい病、病によっておこる感情、欲する味、薬となる食べ物が載っており、なかなか興味深いものです。
今日は、その五行色体表に載ってます、春に起こりやすい病をお伝えしますね。

春は春一番という言葉もあるとおりで「風」の影響を受けやすい季節です。例えば、風で舞う花粉やほこりによって花粉症などの症状が春に起こりやすいと考えます。
五行説でいうと春には肝が亢進しやすくなるといわれています。肝は肝臓という意味ではなく、自律神経を調節したり、血を貯蔵したりする臓腑のことをあらわします。その肝が亢進すると、血が騒ぐようになり、のぼせやすくなります。顔では眼やその周り、そして鼻の粘膜で充血しやすくなり、そこに春に多いスギ花粉などが飛んでくると花粉症になり、眼や鼻の周囲で炎症を起こすようになります。
春は、「風」と「肝」がキーポイントとなりそうですね。