頭と首 1(2022年07月03日 21時55分) なんば整体Nakaoカイロプラクティック

首は人間の身体の中で可動性が最大です。
首の骨の関節には、頭の位置を感じるセンサーがたくさんあります。(強い外力を受けると壊れる可能性が高いです)
首は顎関節や咬む筋肉からの感覚情報に影響を受けています。後頭部の下側の筋肉には200個/gの位置を感じるセンサーがあります(手の虫様筋という筋肉には16/g)
首の筋肉の過剰な緊張により、頭と眼球運動の連動が損なわれます。
首の感覚センサーの異常は顎関節の運動障害を伴うことが多いです。
内臓や喉に繋がる迷走神経は1番上の首の骨の横のそばを通っています。なので首の骨がねじれると神経に負荷を与える可能性があります。迷走神経刺激症状 例)鼻炎、鼻詰まり、嚥下障害、呂律困難、不整脈、胃腸障害など
頭蓋骨の可動性制限は脳幹(延髄)に負荷をかける可能性があります。例)平衡感覚の喪失、痙縮、震え、三叉神経痛など