カイロプラクティック・アジャストメントの効果 なぜ脊柱アジャストメントで自律神経系に臨床的効果が表れるのか? 脊柱アジャストメントは何をしているのか? アジャストメントの効果 1.筋スパズム緩和 ①筋への直接的作用:アジャストメントにより腱紡錘が活性化され、反射的に筋が弛緩 ②関節への作用:高速スラストにより関節と軟部組織の機械受容器と侵害受容器が刺激され、筋スパズムを抑制し有痛性の筋膜サイクルを解除 ■アジャストメント 腱紡錘を賦活するアジャストメント=高速スラスト 2.組織の線維化/癒着の解消:病変組織を引き延ばし、癒着を解消して可動性を回復させ機械受容器と固有受容器の働きを正常化する 3.鎮痛効果:ゲートコントロール説 Aβ機械受容器が脊髄後角で侵害刺激を抑制、脳幹の下行性疼痛抑制系 4.反射機能障害の是正:体性-体性反射 体性ー内臓反射 内臓ー体性反射 内臓ー内臓反射 5.循環系への影響:自律神経系 ①関節受容器、固有受容器などの求心性刺激は、後根神経節を経由 後根神経節と交感神経節は発生学的に相同関係。局所的な血流供給調整 ②対側の大脳皮質に投射 網様体を介して視床下部や中間外側細胞柱へ刺激を投射。全身的な血流の調整 ③頸椎マニピュレーション ⑴脊髄網様体路を興奮 同経路の線維は頸椎全域から出て橋と延髄の網様体に幅広くシナプス ⑵前庭小脳を介して孤束核、迷走神経背側運動核、疑核を賦活
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